超訳「ヴィトゲンシュタインの言葉」を読んでいる。
ほんとうは著作集などを買い込んで読めば本格的だが、
空いた時間に読む隙間読書なので、超訳本で構わない。
ふつう、論理哲学者のことばの抜き書きなど、
一般書に成りようがないのだが、「ニーチェの言葉」で
売れたから、我が儘が通ったのだろう。
ところが、この本が、すこぶるおもしろい。
少し挙げてみると
「他の誰も自分のようには考えてくれない」
「本当に理解するには生活経験が必要だ」
「理解とは見晴らしのよさのこと」
「哲学とは整理整頓だ」
「思い出とは今の自分からの記憶への反応だ」
「イメージは言葉に乗せ切れない」
「幸せだと言える人は確かに幸せだ」
本人の説明も併せて読むと、大いに為になる。
行き詰った時に、ハッと気づかせる何かがある。
このディスカヴァー社の超訳シリーズは元々好きだが、
ヴィトゲンシュタインまであると、嬉しくなる。
最奥の論理学者が語り出し時間が止まり語句が詩となる
ほんとうは著作集などを買い込んで読めば本格的だが、
空いた時間に読む隙間読書なので、超訳本で構わない。
ふつう、論理哲学者のことばの抜き書きなど、
一般書に成りようがないのだが、「ニーチェの言葉」で
売れたから、我が儘が通ったのだろう。
ところが、この本が、すこぶるおもしろい。
少し挙げてみると
「他の誰も自分のようには考えてくれない」
「本当に理解するには生活経験が必要だ」
「理解とは見晴らしのよさのこと」
「哲学とは整理整頓だ」
「思い出とは今の自分からの記憶への反応だ」
「イメージは言葉に乗せ切れない」
「幸せだと言える人は確かに幸せだ」
本人の説明も併せて読むと、大いに為になる。
行き詰った時に、ハッと気づかせる何かがある。
このディスカヴァー社の超訳シリーズは元々好きだが、
ヴィトゲンシュタインまであると、嬉しくなる。
最奥の論理学者が語り出し時間が止まり語句が詩となる