日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

生活者としての行為。

2015-06-25 15:26:04 | 発達応援
 早朝の仕事では、先週の5%割引だった注文を受けて、
普段より荷物が多くなっています。

 そのせいでしょうか、家に帰って洗濯機を回している間に睡魔が襲ってきます。
そんな注文の品が多い日もあと一日。
がんばるぞー

 今朝の早朝のNHKのニュースで、
発達障害やその他の障害を抱える10代~30代の演劇グループの人たちが
異性との関わり方を学ぶために、劇団内の人と模擬デートをしたというようなニュースがありました。

 ニュースの中では、軽度発達障害と診断されている男性が
特別支援高校に通う女子高生と模擬デートをしている模様が伝えられていました。

 男性は女子高生が行きたい場所を聞きますが、
なぜか、自分の行きたい所に行き、
一緒に食事をしても、どうやってお金を払うかに気をとられ、
言われた金額を出すのに女子高生が助け舟を出してくれて、どうにかクリアー。

 その後も緊張のまま、本屋さんに行ったりしながら、
制限時間いっぱいを一生懸命、デートしていました。

 相手が望むことがわからない、相手の立場に立って考えるのが苦手な発達障害の人たち。
そのような言い方でよく説明されますが、私が接して来た子どもたちの中には、
たとえ、相手が希望を言ってもそれが耳に届かない場合がありました。
今朝のニュースの場面でも、女子高生が
「パスタが好きだから、パスタが食べられる所に行きたい。」とはっきり希望を伝えていましたが、
行った先は定食屋さんかうどん屋さんのようなところでした。

 要は、相手が話した内容を理解する力が必要なのではないかな、と
このニュースを見聞きしながら思いました。

 また、やはり、実生活の中での算数、
お金を払うという行為がスムーズにできることもとても大切なことだなと思いました。

 以前、スーパーで買い物をしていて、
たまたま、私が関わっている子どもがアイスやお菓子を買うために並んでいました。
レジでの支払いで、小銭でパンパンになったお財布から
言われた金額を出すのに四苦八苦しているのを目にしたことがあります。

 一瞬、手伝ったほうがいいかな、とも思いましたが、
他に並んでいる人もいなかったので、遠目に見守っていました。

 その子は、学校の数学ができるほうではありませんが、筆算くらいは、時々間違いつつもできる子どもでした。
筆算ができることと、レジでお金をスムーズに出せるということは、イコールではないのだな、と
そのとき実感を強くしたことを覚えています。
 
 普段の生活の中でも、話しを聞き取ったり、お金を支払うことが難しい中で、
模擬とはいえ、異性とのデートという設定の中での緊張感はあったことと思います。

 緊張を強いられる場面では、発達障害があろうとなかろうと、
普段はできることができなくなりますよ、ということを先週末に学んできたので、
ニュースで出てきた男性が、特別なのだとは思いません。

 でも緊張の中でも、人の話しが聞けて、レジでの支払いもできることは、
世の中で生きていく上では大切なことです。

 そういう生活者として当たり前のことができるようになるお手伝いができるといいな、と
早朝のニュースを見聞きしながら思うことでした。
 

 

からだへの感受性。

2015-06-24 22:52:49 | アロマテラピー
 生協で注文した沖縄パインが今日来ました。

 幼稚園に入る前くらいの頃、
生まれて初めて食べたパイナップルは、甘くておいしくて、
でも、しばらくすると舌がしびれてびりびりしたのを覚えています。

 生のパイナップルは珍しくて、その後も食べるとびりびりするかも!と思いつつも
食べ続ける魅力が生のパイナップルにはありました。

 今は、舌が強くなったのか、パイナップルの品質向上か、
舌がしびれることなく、ぱくぱく食べています。

 少し小振りの沖縄パインですが、
甘みがぎゅっと詰まって、味が濃くておいしいです。
明日の朝が楽しみです。

 今日はアロマトリートメントのお客様がいらっしゃいました。

 その方の脚が一方に張り感があったので、
ゴールデンウィークに習った筋膜リリースの手技も取入れながらトリートメントをしていました。

 すると、眠っていらっしゃると思ったお客様が、急に、
「うわぁ~、縮こまっていた所が伸びていくわぁ~、気持ちいい。」とおっしゃったので驚きました。

 縮こまった所が伸びるという感覚は、たぶん、筋膜リリースだと思うのですが、
初めての手技で「縮こまったところが伸びる!」という、
自分のからだに対する感受性の豊かさにはびっくりです。

 そして、トリートメント前と後では違う!とその違いを
ご自身の頭の中にしっかりイメージされているようでした。

 嬉しいことだなぁ~と思う反面、
これだけのトリートメントでそんなに違いに気がつくということは、
ご自身のからだの不調にも気がつきやすいと言う
ことなのではないでしょうか。

 よい気持ちが拾えるからだは、
不調のからだについても、詳細に検討できるのですね。

 自分のからだのことも難しいということは、
家の中でも、ちょっとしたことでも、勉強以外に磨くチャンスですね。
私も家の掃除をしながら、自分のからだに耳を傾けるようにがんばってみますね。
 

見守る大人。

2015-06-23 18:33:34 | 日記
 雨が降り続いています。
いつになったら、雨は上がるのか…、と憂鬱な気分になっていたら、
「この雨が山に蓄えられて、私たちにおいしいお水を飲ませてくれる!」と、
なんともポジティブな発言を聞きました。

 おいしいお水になるのね。
そうか、楽しみにしておこうと少し、雨を良いものに感じました。

 今日は一日、頭の中がふわふわしていました。
先週末から、発達支援について学んだことで、頭がいっぱいなのか、
久しぶりに使った脳みそが疲れたのか、
濃い塩水につけた後の野菜のように、脳みそが水浸しという感じです。

 そんな中、掃除をしながら、
なぜか、思い出した子どものときのこと。

 子どもの頃、幼稚園に入る前の3,4歳の頃のことです。
毎日、毎日、夕方になると、
「ばーちゃん、小学校に行くがー。」と祖母にねだって、
小学校に行っていました。

 目的は、ブランコ。
毎日、毎日、飽きもせずブランコに通い。

 祖母は、毎日ブランコに付合ってくれて、
私は、日々ブランコに揺られてご満悦でした。

 幼稚園の頃、
借りていた家の庭にあった鉄棒。

 そこでも、毎日、毎日、「尻上がり」と「豚の丸焼き」を繰り返し、
できると、「おとーさーん、見てー、見てー、見てー」と
見てくれるまで、叫び続ける毎日。

 また、新品のゴムまりを買ってもらう12月。
そこから、毎日、毎日、憑き物がついたように、まりつき。
新品のゴムまりは、1年間持つことはなく、
5月の頃には空気が抜けはじめていたと思います。

 好きなことを好きなだけやって、
見守ってくれる大人が側にいて、幸せな子ども時代を過ごしたんだなぁ、と
しみじみとした気持ちになりました。

 子どもが飽きるまで、なんだかんだ言いながら見守ってくれる大人。
そういう大人になれているかな、と我が身を省みることでした。

途中の梅干し。

2015-06-22 17:11:51 | 日記
 やっと、赤紫蘇が入荷して、梅干しに赤紫蘇をつけることができました。
Eテレの高校講座を聞きながら、5束の赤紫蘇をひたすらむしります。

 高校講座って、良いですね。15分くらいずつでちょこっとずつ勉強。
飽きっぽい人でも、これならできそうな気がします。

 それにしても、問題が正解することを「コンプリしよう!」と、
今時のゲームっぽく言ってる辺りが泣かせる…。

 さて、梅干しに赤紫蘇を漬けながら、
一週間前に塩漬けにした梅を食べてみました。

 一週間しか経っていませんが、
梅酢があがり、果肉はぶよぶよと柔らかく、
色も黄色っぽくなり、それはそれはおいしそうです。

 1粒とって、ぱくり。

 思ったよりも、塩辛くなく、
梅の完熟した、フルーティな香りと甘さを感じるおいしい梅になっていました。

 こういうことができるのは、家で漬けているからこそですね。

 私は、忙しいときはお惣菜もコンビニ弁当も利用します。
それはそれで、お手軽に食べて、お腹も満たされるので、
「満腹、満足じゃ。」で感謝感謝の存在です。

 でも、自分で作るものは、
梅干しに限らず、やはり、口に合うものですね。

 そして、梅干しの途中経過で食べる楽しさがあったり、
少しずつ、熟成されてのおいしさもあります。

 梅干しつけてるの、というと
すごいねぇ~と感心されるのですが、本当に簡単に漬けることができます。

 梅干し講座もやっちゃおうかな、と
今日の途中経過の梅のおいしさにやられ気味の夕方です。

発達支援コーチ中級A終了。

2015-06-21 22:31:24 | 発達応援
 今日も一日雨が降らなかった!
それだけで、良い一日!

 今日で発達支援コーチの中級Aの講座が終わりました。

 私たちは普段の生活の中では、「原始反射」などということは意識していません。

 そして、この2日間で私は自分の大きな勘違いに気がつきました。
原始反射は、発達に問題のある子や色々な行動に問題がある子が主に持っているものだと思っていました。

 でも、この2日間で、一見、普通に日常を送り、
日々の生活で、なんの支障もなく過ごしている私にも原始反射は存在するし、
何かをするときに自分が追込まれていると、思わぬ形でこれら原始反射がぴょこんと顔を出してきます。

 そんなときに、
「あ、なんか、自分でロックかけてるな。」と、
そのロックを自分で開けるカギを自分でもっているととても良いと思うのです。

 そのカギのひとつに、原始反射の統合の遊びやエクササイズがあると思うのです。

 今までは、「子どもたちの発達支援のために役立てるぞ!」と思っていましたが、
今回、私のために使おう!と思いました。

 色々なことがスローペースな私。
目標設定してみる必要があるな、と思った最終日でした。