その昔 「ジュリーに口づけ」
と思っていたこの歌。
「シェリーに口づけ」
だった……
軽快なメロディは
CMのバックで流れたり、
聞き覚えのある洋楽として
耳に残っていた。
誰がうたってるのかも
興味もなく
なんてたってフランス語の歌だし……
メロディだけ知ってる
いい歌
という典型がこの歌だった。
すべてを 可愛い君に……
ねえ、僕と一緒に来て
僕の腕にぶらさがって
すごく寂しいんだ
君がここにいなくて、
君の声がしなかったり、君のからだが感じられないとね
そう、だから来て!
僕のそばに来て
僕は、君のことは何も知らない
名前も、年も
それでもきみは後悔しないよ
だって、僕、あげるから、
すべてを、かわいい君にX4
大理石の台座の上にいる僕
ある日、落ちるかもしれないと恐れている
そばに誰もいないとね
でも、もし君が
僕といっしょに来てくれたら
僕のそばで歩いてくれるその人が
僕の苦しみを終わらせてくれるってわかるんだ。
ねえ、君、僕といっしょに来て
どうしても君が必要なんだ
君への愛はあふれんばかり
ぼくに君を抱きしめさせて
さあ、僕と来て
そして、どこにも行かないで
もう何年も君を待っていた
僕の恋人、僕は何年も泣いていたんだ
深い愛ある
歌詞だね……
さすが愛を語る フランス人らしい
ラブソングです。
とても日本人にこの歌詞の内容を
そのまま日常でも表現しようとしても
いささか
無理がある。
最近だと
だいぶ
日本人も垢抜けてきたから
愛情表現もさっぱりできる
ようだけど……
やっぱり
恥ずかしいね……