宮木あや子さんの小説「校閲ガール」がドラマ
になり、昨夜第1回が放映された。
前に、辞典の編集を扱った映画を観た。
確か、書店の賞をとった。
仕事が地味で、映画も地味だった。
今度は校閲の仕事が内容。私はかつて新聞社で
編集者を務めた。仕事の全てに校閲者の助けを
受けた。
テレビでもいってたように、校閲は単に固有名
詞や年代の間違いを探し出すだけでなく、内容
が社会に迷惑をかけていないか、人の名誉を傷
つけていないか、など間口が広く、奥深い。
小説は読んでいないので、テレビを通じてみた
感じは、舞台は出版社だが、赤鉛筆で間違いを
指摘する点は新聞社も全く同じ。
ただ、テレビでは橋の読み方に疑問をもった主
人公が現場へ行って確かめることは、出版社で
もまずやるまい。次から次、確かめたいところ
に追いかけられるからだ。
間違いがあれば、指摘するのとどまるが、例え
ば、火事の現場が編集記者の近くにあって、地
名が間違っていれば、積極的に間違いを伝える。
読者には記者たちの縄張りなんかどうでもよい
こと。
仕事の内容は地味でドラマになりにくいだろう
から、恋とか、ファッションなんかに話が盛り
上がるのでは。
主人公や小説家、編集者ら適役。面白い第1回
だった。
ドラマは「校閲ガール、河野悦子」といって、
「河と悦で校閲」と遊んでいる。
になり、昨夜第1回が放映された。
前に、辞典の編集を扱った映画を観た。
確か、書店の賞をとった。
仕事が地味で、映画も地味だった。
今度は校閲の仕事が内容。私はかつて新聞社で
編集者を務めた。仕事の全てに校閲者の助けを
受けた。
テレビでもいってたように、校閲は単に固有名
詞や年代の間違いを探し出すだけでなく、内容
が社会に迷惑をかけていないか、人の名誉を傷
つけていないか、など間口が広く、奥深い。
小説は読んでいないので、テレビを通じてみた
感じは、舞台は出版社だが、赤鉛筆で間違いを
指摘する点は新聞社も全く同じ。
ただ、テレビでは橋の読み方に疑問をもった主
人公が現場へ行って確かめることは、出版社で
もまずやるまい。次から次、確かめたいところ
に追いかけられるからだ。
間違いがあれば、指摘するのとどまるが、例え
ば、火事の現場が編集記者の近くにあって、地
名が間違っていれば、積極的に間違いを伝える。
読者には記者たちの縄張りなんかどうでもよい
こと。
仕事の内容は地味でドラマになりにくいだろう
から、恋とか、ファッションなんかに話が盛り
上がるのでは。
主人公や小説家、編集者ら適役。面白い第1回
だった。
ドラマは「校閲ガール、河野悦子」といって、
「河と悦で校閲」と遊んでいる。