こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

2年半ぶり・・・

2016-07-12 17:22:27 | 第4章・あかりの灯る空色の家

アメリカン・ブルーです。


昨日は、およそ2年半ぶりに、親友Rさんと会いました。
秋田から、仙台に戻ったら「すぐ会いに行くね!」
そう言っていた彼女ですが、私も忙しそうにしていたこともあってか、
なかなか日取りの連絡が無かったのです。
1ヶ月ほど前、「実は、脇胸あたり、骨折していて・・・」
全治2ヶ月ほどのようでしたが、びっくりしました。
息子のところへ行ってくるね、そう言って電話をした時に、
帰ってきたら行くからね・・・そんな返事で、ようやく、昨日の日となりました。
父の葬儀に私は東根から向かって、彼女は宮城の県北から来てくれて、
同じ故郷を持つ盛岡で会って以来の2年半でした。


普段は、電話やメールで話しているので、
2年半ぶりの時間は感じられませんが、
やはり、顔を見ながら、ころころ笑う彼女との時間は、出会いから37年・・・
途切れることない変わらない年月です。
最近は、軽く認知症が始ってきたお姑さんのお世話に忙しく、
この日は、ディサービスに1日お出掛けで、
「ゆっくりしておいで
そんな優しい旦那さまの言葉もあって、仙台まで来てくれました。


実は、彼女の旦那さまと言うのは、私の姉婿の長兄で、
「親戚になって一生仲良く過ごそう!」
そう言って、お見合いをして、現在に至る・・・大事な大事な友人です。
私達の年代は、まだ「長男の嫁」はどうしても敬遠される時代でした。
そんな中、一緒に勤めていた職場の上司が、
「Rちゃんは、どんな家に行っても嫁として務まる!!」
そう太鼓判をおされる人でした。
兄の実家が「長男のお嫁さんに是非アメブルさんのお友達を・・・
そう願ってきたときに、私は迷わずRさんを推薦して、「一生仲良くしよう!」が私の願いになりました。
もちろん、私の両親が結婚式で初めての仲人役で、
私も生まれたばかりの息子を連れて、夫と3人で出席しました。







彼女の家から仙台までは、電車で4~50分かかります。
お互いに幼児を連れながらも、頻繁に行ったり来たり・・・
子どもが大きくなってからは、
仙台駅で待ち合わせて、食事をしたり、買い物しながらおしゃべりをして過ごしていました。
ここ数年は、家の近くのイオンモールまで直結する電車に乗って来てくれます。
この日の食事は、一汁・五穀の旬菜定食
藁焼き鰹と冷汁 期間限定食を頂きました。






彼女が治り掛けの身体でわざわざ仙台まで来てくれたのには、
たぶん、息子へのお祝いを持参したいと思ってくれたからだと思います。
こういうものは、ここへ写真で載せるものではありませんが、
あまりにも素敵なのし袋で、写真を撮ってしまいました。
私が結納に使いたかったセットのイメージにそっくりで、
さすが彼女のセレクトだとしばらく見惚れるばかりでした。
もし、この先、私にもお祝いのチャンスがあれば、
こんな素敵なのし袋・・・是非、探してみたいと思います。

しかしながら、「のし袋」については、なかなか難しいもので、
その違いをよく把握していないとマナーを欠くこととなります。
特に注意が必要なのが、結婚祝いとお見舞いです。





結婚祝いののし袋は、結びきりと言うものを使います。
お見舞いののしには、蝶結びは使いません。
一般にお祝いののし袋には
・結びきり(二度とほどけないもの)、
・蝶結び(何度も結んでほどけるもの)
の2種類があります。
繰り返したくないものには蝶結びを使わないことを覚えておきましょう。
例えば、結婚祝いの返礼の「内祝」、
お見舞いのお返しの「快気祝い」なども、結びきりを使います。

のしを選ぶ時の心遣い・・・大事ですね。
最近は印刷されているものもあるので、
迷ったらそう言うものを選ぶのも良いと思います。





Rさんとの時間はあっという間で・・・
帰りの電車に駆け足で向かった彼女をずっと見送って、
見えなくなったので、私も帰路に就きました。
家に帰ると、わが家にも注文していたさくらんぼが不在配達伝票になって届いていました。
乗り継ぎも順調で、夕方5時過ぎには家に着いたようで、
土曜日には彼女の家にも届いていた残り最後のさくらんぼを、
「おばあちゃんが、桜桃、美味しいなぁ~って食べています。」
そんなメールが返ってきました。

私が33針も傷を残した大手術には、
夫は入院中で、姉夫婦に息子を預かってもらっていたので、
母と一緒にRさんとお義母さんが付き添ってくれました。
母は私のベッドの傍で半分泣いていてオロオロしていましたが、
Rさんのお義母さんはかゆい所に手が届く看護で、大変お世話になって・・・
毎年感謝を込めて北へ向かって一礼する7月15日・・・・・
今年も間もなくやってきます。

24年目のその日、私は元気にに乗って、
千葉へと向かうことになるでしょう。
Rさん いろいろありがとう。


コメント (10)
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