こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

ほっとする夫

2016-07-25 12:23:51 | ウエディング

アメリカン・ブルーです。


結婚式から3日ほど経った日・・・
大きな箱の贈り物が届きました。
開けてみると、可愛いツルバラの鉢植え。
なるべく早く、外へ出して水をやってください・・・そう書いてあったので、
庭に出して、喉が渇いたでしょう~とお水をたっぷりあげました。
先日、剪定したら、再び咲き出したコーヒーオベーションの赤いバラ・・・
並べて置いてみたら、まさに紅白の彩りで、お祝いムード満点。
とっても嬉しくなりました。

うるうるママさん ありがとう~






結婚式の最後と言えば、両家代表挨拶。
新婦の父は、バージンロードを歩く大役を終え、
新郎の父は、最後の最後まで気が抜けず・・・
夫も、大好きなビールにも酔えず(笑)
泣いたり笑ったりの3時間ほど・・・
緊張を抱えたまま過ごしていたようでした。


仕事上、大勢の人前で何でも話せるようでいて、
この「挨拶」は、夫にとって、生涯一回の父としての大役でした。
何度も何度も練習して・・・
「気遣いの人」は、なるべく多くの方への感謝をそこに盛り込んでいました。
私は、そんな夫の挨拶を「立派に成し遂げた」と思っています。


息子が小学校1年生のマラソン大会の日・・・
入院前の時間を、息子の横を伴走し、
父として一緒に走る最後かと思っていたあの日。。。
そこから8か月間も病院生活をしました。
クリスマスケーキも病院のホールで食べました。
点滴に繋がれた父を見て、目にいっぱい涙を浮かべていた息子。

中学になってその病気の真実を知った日・・・
号泣して混乱して・・・
それでも、高校生になると、
「絶対大丈夫!!」
そう言って3度目の再発に嘆く私を励ますようになりました。

そんな沢山の想いをお互いに越えて、、父の役割を遂に果たしました。
頑張りましたね。
力が抜けるほど、夫はほっとしたことと思います。






「異業種交流会」と言う言葉をご存知ですか?
平たく言う所の「街コン」だそうですが、
息子とともちゃんの出会いを、司会者の方が面白そうに話すのです。
夫と私が見つめている女性・・・
その方が、初めて参加したともちゃんを誘って来てくれたのだそうです。
ある意味二人のキューピットとして紹介されました。
「来年は私も結婚するぞ~
そう元気に宣言して、拍手喝さいを浴びました。
息子がともちゃんと出会うことができた・・・私達にとっても「女神さま」でした。

「ありがとう。」

秋田へ行ってから、夫の身体が心配で、
息子には、出来れば早くお嫁さんを見つけてほしい・・・
そんな事を言ってしまった私ですが、
神様が私たちの願いを聞いてくれたかのように、
素敵なお嫁さんを探してくれたようでした。
「お母さん、とても気に入った人に会えたんだけど・・・
そして、びっくり、誕生日がお母さんと一緒!!」
そんな会話をした日が忘れられません。






手を取り合って、いつまでも仲良く、
病めるときも、健やかなるときも~


夫は、結婚式後、やや体調不良で、
不整脈が出ているような感覚・・・と、数日訴えていました。
肩の荷を下ろしたその息づかいを「父性脈」と私は思っているのです。
ここからは、少し気を抜いて、
私とルナとゆっくり散歩をして行きましょう。
まだまだ楽しいことがいっぱいあると思うので~♪


コメント (22)
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