こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

ルナ雛

2018-02-06 17:35:29 | 第4章・あかりの灯る空色の家

ルナです。



「立春」の日を過ぎると、
寒さは変わらないけれど、気持ちが少し和らぐ・・・って、
ママさんは、今年もルナの雛人形を出してくれた。
それは、本当に小さな小さな雛人形なんだけど、
ルナの健やかさを願ってのことなんだよね。


雛人形の季節になると、
いろんなところで雛飾りがみられるのもママさんの楽しみなんだよ。
今年もどこかでママさんの心に留まる雛人形に出会えるといいね。








さて、日曜日のことなんだけど・・・

ルナのお家に電気屋さんが来て、
台所をの食器洗い乾燥機を交換していった。
前のは、けっこう古くて、お兄ちゃんが大学生になった年に、
パパさんとお兄ちゃんのバイト代から買ってもらったものだったらしい。
今は、ビルドイン型のものが主流で、新しい家にはほぼ付いているんだろうけど、
この家を建てたころはまだまだその普及もなくて、
卓上型のものをつけてもらったらしい。
ママさんもその頃はお仕事をしていて、台所の後片付けに重宝していたんだよね。


転勤で山形・秋田での生活では、それを持ってゆかなかったから、
毎日手洗いして過ごしていたんだけど、
食器自体も最小限しか持ってゆかなかったから・・・
洗い物も少なかったんだよね。


仙台に戻ってから半年ぐらいたって、
食洗機が壊れて、
ともちゃんが新しいのを買ってくれるって言ってくれたけれど、
電気屋さんへ見に行ったんだけど、今までの物よりも容量が小さくて・・・
ママさんの気に入ったものがなかったから、
気に入ったものが見つかったら・・・って、その時は買わなかったの。


それからママさんは時々電気屋さんで見ていたけれど、
今は、どこのものも大きさは一緒で、それがベストだったらしい。
今年は手荒れがとてもひどくて、
夕飯後も、「少し休んでから洗い物をするね~」
そう言っていたママさんをパパさんが気遣って、
広告に出ていたものをママさんに勧めた。
そんな訳で、新しい食洗機がルナのお家にやってきた。








外側の大きさは前の物より若干コンパクトだったはずなんだけど、
白い分だけ、大きく見えるような気がする。
音は確実に静かになっている。
一番びっくりだったのは、専用洗剤がキューブ型になっていたこと。
衣類の洗剤と同じように、ポンと置くだけ!!
「あ~ 今日から後片付けしなくてよくなったんだった~♪」
ママさん、これ以上楽してどうするんだろう?
ルナはにわかに心配だけど・・・まっいいかぁ~(笑)


ママさんが食洗機にこだわるには3つの訳がある。
食器がピカピカで、茶渋がつかないし、
お皿の底まできれいに洗ってくれて白さが際立って気持ちがいい。
水道代も節約できるし、
お気に入りの食器をたくさん使っても洗い物が気にならないんだって。


「今はみんなビルドイン型で台所がすっきりして良いよね~」
ママさんが電気屋さんにそう言うと、
「そうばっかりでもないですよ!!
壊れた時の交換が、かなり大変で、こっちはこっちの良さがあるんですよ!」
あら、そうなの~♪
ママさんはそのメリットに良かった~って喜んでいた。
この電気屋さんは、
「実は、エアコンも私が付けました!」
「え~~~っ


この前の家のリフォームの時も、
足場屋さんも3回目だって言ってたし・・・
外壁屋さんも2回目だって言ってたし・・・
業者さんの顔ってなかなか覚えられないけれど、
電気屋さんは、取り付けた家のことはいつまでも気になるので、
「あ…家塗り替えた…って思っていましたよ(笑)」
そう言って今回もとても気持ちよく作業をしてくれたんだよね。









30年・・・家を維持するっていろんなことがあったり、
いろんな人と出会ったり・・・
それがみんなルナの家の歴史のようだね。

ルナの雛人形も、ルナの歴史のように、
今年も春がやってきますよ~
そんな声を感じる早春賦。

コメント (22)
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