こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

出会い橋

2018-02-18 13:46:04 | 風の通り道

アメリカン・ブルーです。


オリンピック・男子フュギュアスケートの快挙に拍手を贈る日々です。
羽生選手、宇野選手の金・銀2つのメダルに大満足です。
スケートファンとしては、
ショートプログラム・スペインのフェルナンデス選手、
まさにフィギュアスケート!! 素晴らしい演技にも魅了されました。

報道番組やニュース・・・いったい何回見たでしょう~(笑)
何度見ても、飽きない楽しさこそが「金メダル」
おめでとうございます!!


そんな一夜明けた今朝の仙台・・・
羽生選手の「SEIMEI」の衣装のように真っ白でした。








金曜日に、ルナを連れて、久しぶりに松島へ行きました。
夫は、前日は病院で4回目の治療を行い、
その気晴らしもかねて、
少し前に「松島の赤い橋を渡りたいなぁ~」
そう言っていた私の希望を叶えようとしてくれました。

日本三景で有名な松島・・・
たくさんの島々が震災の被害をくい止め、ほぼそのままの景色を残しました。

もう、何度ここを訪れたか解らないのですが・・・
この赤い橋・・・渡った記憶がないのです(笑)
夫によれば、渡った・・・とのこと。
最近、古い記憶に本当に自信が持てません。
ともあれ、ブログを投稿し始めた2009年以降は、この橋を渡っていないようです。







松島海岸には、赤い色の橋が3か所あります。
その1つが、この福浦橋・・・福浦島まで252mです。
別名「出会い橋」とも呼ばれています。
この福浦橋の他に五大堂の透橋(縁結び橋)、雄島の渡月橋(縁切り橋)があります。











さすが、松島です。
2月の寒い季節にもかかわらず、多くの観光客の姿があります。
ルナも「出会い橋」で声をかけてもらいました。
松島には、都市伝説があって、カップルで来てはいけないとか、
カップルで渡ると・・・そうよく言われていますが、
実はこの橋は、そんなことはなくて、「出会い橋」なので、ご心配無く渡ってください。
ただし、橋を渡るのに大人200円がかかります。
因みに、わんこは無料です。







福浦島の中は、思った以上に広く、
一周、30~40分ほどで回れるようですが、
暖かい時期なら、休みながらゆっくり自然観察もできそうです。
たくさんの椿の木があって、その蕾が準備中でした。
可愛い鳥の姿も見られ、雪が残る道の中に春を待つ命を感じました。







福浦島・・・雪道で滑るところもあって大変でしたが、
暖かい時期に、また訪ねて見たいと思いました。
また違った「出会い」が見つかりそうな気がします。





さてさて・・・赤い橋にお別れして、そこから、奥松島方向へドライブ。

そして、次の目的地・・・景色は時々忘れますが・・・(笑)
これは決してこの先忘れないでしょう~♪
そんな驚きのラーメンに出会いました~(笑)






えんまん亭の海の幸ラーメン 


とにかく、魚介類が大好きなので、出てきたときには
別皿にカニばさみとカニスプーンが付いてきます。

この状況にワイワイ心が躍っているところで、
お店の女将さんがやってきて、
「カニをさばきましょうか?」
そうそう、お寿司屋さんでも頃合いを見てカニ汁を大将が捌いてくれる・・・
あれと一緒です。

蟹捌きは好きですが、ここは、ラーメンものびそうなのでお願いしました。
すると、やはりお願いしてよかったのですが、
カニを大きく割ったところで、中の蟹みそをスープの中へ入れるのだそうです。
ラーメンの味がぎゅ~~っと濃くなって行きます。
毛ガニ1杯分なので、そこそこの量があります。
ホタテの貝殻に身をほぐしてそこにスープをかけて食べてくださいとのこと。
半分はそうして、残りはそのまま食べました。
久しぶりに毛ガニを食べましたが、ヤッパリ美味しいです。

「磯ラーメン」なるものを色々食べてきましたが、
これは、間違いなく私の中では「金メダル」
おめでとうございます!!






そして・・・帰り際に出会ったお店のご主人さま。

お店の前は現在新しい道路工事中。
ここは津波被害にあった場所で、
お店も流され3年ほど別な場所で営業したそうです。
幸い、ご家族は皆さん無事で、
向かってくる津波から逃れようと車で逃げる途中、
何度も車の中に入ってきた海水が首のところまで上がり・・・


皆さんの要望もあって、また、この場所に再開しました・・・
そんなお店には、多くの方々の色紙が飾られていて、
「応援していただきました。」
そう言っておられました。


そのお話は、おそらく、何百回、いえ、何千回も話されたかもしれませんが、
その記憶は薄れることはなく、
そのたびにその日へ戻りながらも、前を向いて生きてこられたのでしょう。
遠く海を眺めるようにしながら話される姿が印象的で、
それでもここへ戻ってきた・・・その想いは語りつくせないものがあると思いました。


松島海岸の赤い橋・・・「出会い橋」を渡ってきて、ひとつの想いに触れました。

今年も3月11日が近づいてきました。



コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする