アメリカン・ブルーです。
寒中と言うのに、昨日は暖かい日で助かりました。
前日、「青の家」に行ってきました。
帰り道で撮った写真ですが、
私は、川に架けられた橋の上から、
今住んでいる辺りを見渡すこの景色が好きです。

「青の家」に残していた家財をすべて処分しました。
今住んでいるマンションは作りがコンパクトなので、
大きな家具は入れられないし、
小さいながらクローゼットが付いているのでタンス類も要らなくなりました。
そんな現代の住宅事情もあってか、
最近は婚礼ダンスなど持参する方も居ないようですが、
私が嫁入り道具で持ってきたものをすべて処分したようなものですね(笑)
それでも、もしかしたら・・・
買い手さんが必要な家財があれば?
そんな気持ちで残していた家具類もあったので、最後の仕事になりました。
考えてみれば、中古物件を買うにしても、
「新居」への夢はあるのですよね。
息子の部屋にあったものを2点ほど残して、
その他は必要が無いとのお返事でした。
引っ越し業者に依頼しての処分はなかなかの高額で、
また、大型家具を二階から降ろすには私達では無理。
結局は、処分業者に依頼して、あっという間に姿を消したと言う訳です。
今回依頼に応じて来てくれた業者さん。
その方の家が我が家のさらに奥にあって、
「以前、毎日、この家の前を通っていました。
どんな家なんだろう~って思っていましたが、吹き抜けだったんですね。
良いですねぇ~ 貸すんですか?」
「いえ、売ったのよ。。。」
我が家に来てくれた数々の業者さん。
皆、中へ入ると「こうなっていたんだぁ~」と、
外から興味を持ってみていてくれた話が広がります。
今回の方の中にも「青の家」が想い出になっていてくれて少し嬉しかったです。
誰かの心の中に存在できた我が家・・・
青い色は私の希望でしたが、
誰かの心の中にもその色が映えていたと思う事にしました。

家具を移動するとまた埃だったり、
解体で生じた木くずだったりで、掃除をしに昨日出かけました。
すると、丁度、融資の関係で家を見る検査員が来ていて、
家の売却を頼んでいた不動産業者の立ち合いで、
実地検証をしていました。
そう言えば、私も「青の家」新築の折に、立ち会ったことを思い出します。
ルナの大好きな庭、もうこれが最後かなぁ~
そう思って一緒に連れて行きました。
狭い庭でしたが、勝手知ったる庭はベランダとは違って、
少々吠えても問題もありません(笑)
お隣の木が大分伸びて我が家へ侵入していましたが、
ティディくんのパパさんが綺麗に切ってくれました。
ありがとうございます。




家を売却するのに昨年6月末からおよそ7ヶ月・・・
急いで売却しなくてもゆっくりで良いよね~
そう夫と話していましたが、
金銭問題以上に精神的に疲れが出てきました。
住んでいない家の管理や不動産業者とのやり取り。。。
まずは、今月中旬ですべてが終わる段取りになりました。
家を売る・・・という事
家を建てる時には家という大きな箱に「想い」を入れてゆくようなもので、
今回は、その「想い」を形を変えて、小さな箱に入れる作業。
本当に大変な作業でした。
でも、
想い出しきれないエピソードはこれからも私達の心と共にあるでしょう。
ありがとう~ 「青の家」
今後は、ご近所の皆様と、
新しい若いファミリーが仲良く暮らしていってほしいと切に切に願っています。