アメリカン・ブルーです。
今日、2月15日をもって、
「青の家」を完全引き渡ししました。
売主、買主、業者、司法書士・・・4人が銀行にて最終手続きでした。
夫の休みと日取りが合わなかったので、
私が代理人で出席しました。
13日に司法書士さんが我が家に来てくれて、
夫の本人確認をして、書類のすべてを揃えてくれたので、
私は、家にあるすべての鍵を持参するだけでした。
家族がそれぞれ携帯していたので、鍵は3個ずつありました。
いずれ、新しい鍵に交換されることと思いますが、
初めて体験する「鍵」の手渡し。
これを、「セレモニー」と業者さんが言っていました。
でも、
「今まで、何軒ものセレモニーをしてきましたが、
こんなに和やかに、売主さんと買主さん、司法書士さんと、
語らいながら笑いながら・・・というのは初めてです。
良い仕事をさせていただきました。」
司法書士さんが聞きました。
「物件は、どのくらい見たのですか?」
買主さん曰く・・・
「周辺環境については色々調べました。
売り物件はネットでは色々見ましたが、
実際に家を見たのは、この一軒だけです。
気に入ったので、他は見ていません。」
「そうなんですかぁ~」
「確かに、意外にそういうものかもしれませんね。
我が家も、マンションは今の物件しか見ていません(笑)」
「え~~~っ?」
およそ1時間ほどで、「セレモニー」は終了。
半年余りの作業を終えました。
お陰様で、随分多くのことを勉強させてもらいました。
買主さんは、私達が「青の家」を建てた年齢とほぼ同じくらいの年齢で、
小さなお子様が3人いらっしゃいます。
セレモニーを終えて、皆で駐車場に出ると、
可愛い男の子が私に駆け寄って、
「はい、これど~ぞ(*'▽')」
そう言って、お菓子の箱を手渡してくれました。
「ありがとう~ 嬉しいわぁ~♪」
すると、初めてお会いする買主さまのとってもきれいな奥様・・・
「本当にありがとうございました。
大切にします(*´▽`*)」
その一言で、ここ数か月の少し大変だった想いが、
す~~っと消えてゆくようでした。
夫が、家を売る条件として出していたたった一つの事。
「ご近所さんと仲良く生活してくれる方・・・そんな人柄の方に。」
子供たちの屈託のない笑顔と奥様のその一言に癒されて、
この方なら、きっと大丈夫でしょう。
安心しました。
平成の30年間を私達と過ごした「青の家」
次の元号に変わる年に持ち主が変わり、
新しい時代に再び歴史を作り始めることになるでしょう。
司法書士さんが言った、
「おめでとうございます!!」
私も同じ気持ちで、
ここからまた新しい命をもって、
暖かい家庭を守る「家」になってほしいと思いました。
ご近所の皆様、よろしくお願い致します。