こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

忘れな草・・・あの日から9年

2020-03-11 14:37:10 | 東日本大震災

アメリカン・ブルーです。


2011年 3月11日・・・
私にとって、その年は、何かを数える、何かを振り返る起点になって、
今年で9年目を迎えました。
震災前、震災後・・・
そんな言葉で記憶が脳の中で別れています。
その分岐を脳に刻んだ大震災。
そして今・・・この3月も揺れる日本があることを悲しく思っています。

3.11 どう過ごしますか?

今朝の地元紙・河北新報の一面に、
同社がSNSアンケートで尋ねた9年目の3.11の過ごし方。
そこに紹介されていた30代の男性の話が目に留まりました。

9年前のあの日、多賀城市内の大型商業施設の車場に避難して生き延びた・・・
自宅を失い、電気も車もない生活、
「人間って小さいな」
当たり前だった日常のありがたみが身に染みた。
あの頃の気持ちを忘れたくなくて、毎年駐車場に行く。

この方にとっても、「3.11」はそこからの日々の起点になって、
毎年、その場所から、
「生きていることへの感謝」を重ねるのだろうと思いました。







私は、この9年の間に、
福島・仙台・東根・秋田・仙台・・・・今のマンション
想えば、随分と転居し続けたものですが、
今住んでいるところは、当時、仙台市の仮設住宅があった場所のすぐそばで、
今は、発掘調査が行われていて、間もなくそれも終わります。
その跡地は、ヤマダ電機が所有したそうなので、
大きな建物が建てば、この町からも震災の景色は消えてゆくような気がします。


私は、今日、「忘れな草」を買いました。
忘れてはいけないたくさんの教訓、想い、感謝。。。


そして、あの日、あの時間、間もなくです。
新型コロナの影響で、
追悼式は自粛されて献花のみになっているところが多いようです。
それでも、
その時間に、毎年のように・・・黙とうを捧げたいと思います。








忘れない想い・・・



コメント (6)
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