アメリカン・ブルーです。
9年目の鎮魂の日・・・
WHOが「パンデミック」を宣言
選抜高校野球史上初の中止
新型コロナウィルスは姿が見えない脅威で私達の生活に浸潤するがごとく、
淡々と暮らす以外に術がなくなっています。
本日、早朝から退院後初の受信日で病院へ出かけた夫から、
病院内に張り出されていた画像が送られてきました。
「面会はご遠慮ください」
当面の間、入院患者さんの面会はご遠慮いただきます・・・
2月中にすべての予定を終えていて、良かったと思いました。
実際は、今が一番、免疫力が下がる時期で、
その対策は、本人の意識次第ですが、
出来ることと言えば、
手洗いを重ね、栄養を取って、気持ちをゆったりさせることのみです。
一方、私は、先週末、注文から10日ほど経って、
ようやく届いたダブルガーゼを使って、
新しい形のマスクを作成していました。
遅配を詫びるかのように、ご丁寧にマスクの型紙を入れてくれました。
たまたま、このタイプの物を作ろうと思っていたので、
有り難く、取り合えず、その型紙で試作してみました。
型紙と言うものは、これまでの経験でなかなか思う形にならないのが普通で、
やはり、これも、ここから2回ほどバージョンアップ?
ようやく、思う形になって作成して行きました。
今日の表題ですが、
何でも物を作るときに思うのは、「道具」です。
それが上手く作るコツであり、ある意味、神の手?のようなもの。
今回は、4つの道具に助けられて、
その作業はとても順調でした。
ひとつ目は、以前にかっつんから頂いたダーニングマッシュルーム
元々は、衣類の補修に使うものです。
洋裁的には「まんじゅう」と言うものを使うのですが、
もう、洋裁はしないだろうとかなり古くなっていたので処分してしまいました。
今回は、作っているものが小さいことと、
カーブがきつく、縫い代を割るのに苦労していました。
もしかしたら・・
そう思って、カーブの場所に当ててアイロンをかけると、
実に良い仕事をしてくれました☆☆☆
改めて、かっつん、ありがとう~♪
2つ目はアイロン定規です。
寸法の所を布に当てて縫い代を折ることができ、
作成の時短と山折りがとても楽でした。
3つ目はゴム遠しです。
こちらは、私が仕事をして居るときからのお気に入りで、
どんな太さのゴムでもこれに挟んで通すことが可能な優れもの。
今回は、マスクゴムは手に入らず、
帽子のゴムと4コールのソフト平ゴムを代用しましたが、
久々に活躍しましたね~☆
4つ目は、アイロンシートです。
こちらは、実はダックス柄で、東根へ引っ越す折に、
ぷぅままさんがくださったものでした。
ぷぅまま~ 今も使っていますよ~ ありがとう。
仕事部屋がなくなって、大きなアイロン台が無い状況で、
どこでも狭いスペースで作業が出来るものとして、
今回もたくさんのアイロン作業に活躍しました。
私が勤めていた職場の夜学で習ったことを思い出します。
「いかにアイロン(コテ)を上手に使うか・・・それが仕上がりの極意」
マスクの作成は、ゴムがもう手に入らなくなったので終了です。
私もほぼ外出時には使ってみていますが、
殆どの方が布製だとは思っておらず、
柄物をどこからか調達したと思うようで、
「可愛い~♡」「どこで見つけたんですか?」
そう言ってもらえて、ホッとしています。
北海道に住む姪にも昨日送っておきました。
気休めにしかなりませんが・・・あれば何かの役には立つでしょう。
もう、縫物は出来ないだろうなぁ~と諦めていましたが、
人は、必要に迫れれるとどこからか無かったはずの力を調達するものです(笑)
以前だったら、こんな作業は朝飯前の事だったと思うのですが、
一日、3時間ほど作業をすると目・・肩・・腰・・・(笑)
それでも、心地よい達成感があって、
まだ出来ることがあるかも~
手芸店へ行ってみたり、ネットで生地を探したり・・・
それなりに楽しんだ部分もあった気がします。
このウイルスが終息したら、
また地下鉄に乗って昔から通い続けていた生地屋さんへ出かけてみたいなぁ~
昴のパンツでも作ってあげられたら楽しいかも~♪
微かな希望・・・願っています。