台湾人向けにレンタカー付き北海道旅行 JTBが発売(朝日新聞) - goo ニュース
JTBグループは、台湾からの旅行者に向けに、レンタカーで北海道をめぐる商品を9月19日から発売する。改正道路交通法が同日施行され、台湾の運転免許があれば日本でも運転できるようになることから企画。北海道を訪れる外国人の45%を占める台湾人旅行客の取り込みを狙う。
商品は、レンタカーと宿泊のパック。レンタカーには中国語の地図を備える。日本では当たり前のガソリンの「満タン返し」は、「台湾の習慣にない」(JTB広報)ため、不要とし、あらかじめ料金に含める。
外国人が日本で運転するには、道路交通に関する条約(ジュネーブ条約)に基づく国際免許証が必要だが、台湾は同条約に加盟していない。北海道が、個人旅行を楽しむにはレンタカーが不可欠だとして、台湾人に日本での運転を認めるよう、警察庁などに道交法改正を要望していた。台湾の公用語は標準中国語であり、世間一般で広く使われている。
他にも台湾語や場所によっては客家語、原住民の諸言語が使用される。
ビジネスや文化的な影響により英語、日本語の普及率も低くなく、日本統治時代の日本語教育の結果日本語を話す高齢者も多い。