台風の接近率7割以上、平年は4割 12号も北上(朝日新聞) - goo ニュース
気象庁気象研究所で台風研究を続ける中沢哲夫室長は、地球を30~60日周期で回る「季節内変動」と呼ばれる現象の影響を指摘する。フィリピンの東の海上で北東の風と南西の風がぶつかり、北西の風を強める大気の動きで、これが台風を日本に接近しやすくしているという。04年が典型例で現在もこの季節内変動が強いため、しばらくは台風が接近しやすい状況が続くとみている。
気象庁気象研究所で台風研究を続ける中沢哲夫室長は、地球を30~60日周期で回る「季節内変動」と呼ばれる現象の影響を指摘する。フィリピンの東の海上で北東の風と南西の風がぶつかり、北西の風を強める大気の動きで、これが台風を日本に接近しやすくしているという。04年が典型例で現在もこの季節内変動が強いため、しばらくは台風が接近しやすい状況が続くとみている。