お盆の出国・帰省ピーク、円高で国際線混み合う(読売新聞) - goo ニュース
お盆期間を海外やふるさとで過ごす人の出国や帰省が11日、ピークを迎えた。
空の便や新幹線で混雑が始まったほか、各地の高速道路では渋滞が発生している。
空の便は、円高を背景に国際線の予約数が多く、全日空グループでは10~19日は前年比15・1%増の21万2062人、日本航空グループでも5・1%増の25万1813人と好調となった。
成田空港は、大きな荷物を持った家族連れなどで混み合った。ドイツの妹に会いに行くという茨城県稲敷市、パート関美奈子さん(40)は「円高なので買い物も楽しみ」と話した。成田国際空港会社の推計によると、この日、約5万600人が同空港から出国する。
新幹線も、東京から東北に向かう「やまびこ」の乗車率が150%になったほか、上越、長野、山形の各新幹線もほぼ満席になった。
日本道路交通情報センターによると、東北道や東名、関越道の下りでも11日午前10時現在、約40~50キロ渋滞した。