運が欲しい

心の貧しさが運を下げる。もしもこんな方程式があったとしたなら。
知恵と勘を磨きながら、心の動きを探求。

地球の教科書

2015年05月15日 22時00分00秒 | 日記

13日の地震の多さにはちょっとビックリ
13日午前6時12分ごろには震源が宮城県沖で岩手県花巻市で震度5強
13日午後0時30分ごろには震源が福島県沖で同県広野町などで震度4
13日午後10時45分ごろには震源が茨城県北部で水戸市などで震度3

台風は今年も勢力が強いのが発生しやすいらしいが、自然災害で大きな環境変化が起きたとき、自分は平常心で居られるだろうか?と。

地球とは?で検索しているとこちらの記事が目に止まりました。

『地球の教科書』井田喜明著(プレジデントオンライン) - goo ニュース
地球は人類が生存する基盤であり、食料や水のみならず貴重な居住空間を与えてくれる。その構造と歴史を教えるのが高校理科の科目「地学」である。ところが現在、履修する高校生は全体の1割以下でしかない。こうした状況で本書は、地学を学ばず社会に出てしまったビジネスパーソンにとって優れた啓発書である。


著者は地球物理学を専門とする東大名誉教授で、火山噴火予知連絡会長を歴任するなど実社会との接点も多く持つ。さらに専門書から一般書まで、論旨が明快で歯切れのいい文章を書く力において、著者の右に出る科学者はそう多くはいない。

(中略)

現代の地球科学は、物理学・化学・数学・生物学のすべてを動員して、複雑な地球を理解しようとする。さらに著者は「自己組織化」「フラクタル」などの新しい概念を縦横無尽に用いながら、最先端の地球描像を与える。まさに「教科書は一流の研究者の著作に限る」ことを体現した本なのだ。


「科学の伝道師」を標榜する評者としては、秀逸な構成にも触れておきたい。各章と各節の冒頭に書かれた要約が、続きの文章を読む際の「水先案内人」の役割を果たしている。これは学術論文を作るとき、段落の冒頭で「トピックセンテンス」を掲げる手法だが、学者には当たり前の方法論を入門書に応用している点も秀逸と思う所以である。
(以下略)

(京都大学大学院人間・環境学研究科 教授 鎌田浩毅=文)




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気候変動、エネルギー問題をどう考えるか、大人の教科書はいかがでしょう















地球の教科書
岩波書店

内容(「BOOK」データベースより)
私たちの地球はどんな星か。豊かな海と大気を備え、多くの生命が暮らす地球は、どのように作られたのか。地震・津波はなぜ起こるのか。予知はできるか。気候変動・エネルギー問題をどう考えるか-。広範なテーマを総合的・体系的につなぎ合わせ、地球科学の基礎を1冊でコンパクトに解説した、大人の教科書。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井田/喜明
1941年、東京生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、同大学院理学系研究科地球物理博士課程修了。マサチューセッツ工科大学、東京大学物性研究所、同海洋研究所、同地震研究所、姫路工業大学(2004年度から兵庫県立大学)などで研究・教育に携わりながら、日本火山学会会長、火山噴火予知連絡会会長なども務める。現在はアドバンスソフト株式会社研究顧問。東京大学名誉教授。兵庫県立大学名誉教授。専門は固体地球物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


目次
第1章 地球はどんな星か(太陽系
地球の大気と表層環境
地球の内部をのぞく)
第2章 地球はこうしてつくられた(宇宙の塵から誕生
海が地球を変えた
生命の織り成す世界
固体地球表層部の変遷
地球内部の活動)
第3章 地震と噴火に備える(地震と噴火はどんな現象か
地震と噴火が起こす災害
予知と防災のどう取り組むか)
第4章 地球環境で暮らす(大気の運動
大気の運動がもたらす気象現象と気象災害
気候変動と人類の未来)


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