運が欲しい

心の貧しさが運を下げる。もしもこんな方程式があったとしたなら。
知恵と勘を磨きながら、心の動きを探求。

なぜ新耐震住宅は倒れたか

2018年02月13日 00時12分00秒 | 日記

「サイディングしませんか?」と、営業の方が来たのですが、最近は太平洋プレートの動きが早いと言う話を聞いて、建て替えか買い替えかと。

不動産マンに聞くと「神社、お寺の周辺は地盤が良いと言われているが、大地震になるともう何処でも同じかなと思うよ。あの大震災で新築の家が崩壊するのだから。一番大事なのは一日一日全力で遊ぶ事です」と。

微妙なオチだなと感じつつ、こちらの本はいかがでしょう。

なぜ新耐震住宅は倒れたか 変わる家づくりの常識
 
日経BP社

内容紹介
熊本地震が突き付けた戸建ての死角
問題がないはずの新耐震住宅が多数倒壊した。
被災住宅の現地調査と図面分析から、倒壊の原因と対策を読み解く。

 熊本地震の被害から地震に強い家を再検証しました。
 一般的には、昭和56年(1981年)の新耐震基準より古い家が地震に弱いと考えられてきましたが、
 熊本地震では新耐震基準の家も2000年を境に耐震性能に違いがあることが明らかになりました。
2000年の告示で追加になった規定や、くぎのめり込みによる強度の低下など、
 日経ホームビルダーが報じてきた耐震対策の課題を一冊にまとめました。

【 目 次 】
はじめに

PART 1
熊本地震の被害の特徴
 住宅被害は16万棟超
 被災地の住宅57棟を踏査
 前震耐えるも本震で倒壊
 新耐震でも壊れた
 南阿蘇村のアパート被害
 増築による被害
 盛り土と川沿いで被害顕著
 重要ワードの要点/新耐震基準と旧耐震基準

PART 2
倒壊の原因を徹底分析
 阪神を上回る破壊力
 壁位置の上下不ぞろいが弱点に
 見えてきた崩壊プロセス
 「地盤主因説」に見方分かれる
 「壁量2倍」の住宅はほぼ無傷
 軽量鉄骨住宅、倒壊の原因は?
 意識改革で木造被害を減らせ
 家族の脱出阻んだ障害物

PART 3
危ない新耐震住宅
 65%が接合部に問題あり
 曖昧さが奪った耐震性能
 重要ワードの要点/木造住宅の「2000年基準」

PART 4
顧客と実務者の本音
 築浅顧客に拡大する耐震不安
 半壊が地震後居住の分かれ目
 4号特例を再考し制振に注目

PART 5
実験で分かる住宅の壊れ方
 耐力壁が少ない家の壊れ方
 筋かい耐力壁に潜む危うさ
 なかなか壊れない大開口
 耐震補強の効果と限界
 くぎがめり込んだ耐力壁
 「長期優良」なぜ倒れた?
 破壊実験が示す教訓は?

PART 6
危ない筋かい
 角度が急な筋かいの強度は?
 断面欠損で筋かいの強度は?
 節のある筋かいの強度は?
 出隅の筋かいが土台を破壊?
 片筋かいの危ない配置とは?

PART 7
危ない軸組
 1階だけの補強は危険?
 引き抜きと偏心、優先は?
 接合がいい加減な増築リスク
 母屋と増築部はぶつかる?
 重要ワードの要点/耐震等級

おわりに


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