話題のこの映画、昨日もテレビで取り上げられていましたが、うちの親も数か月前から財布が無いとか始まりこの映画は見て見たい。
私の場合は親がディーサービスに通っているので、ケアマネジャーさんからアドバイスを頂いたり本当に助かってます。
数週間前に親が熱を出し、かかりつけの先生が紹介状を書いて下さり総合病院に程なく入院。
助かった~と思いきや、4日目にして病院から「高齢の方に多いのですが、環境が変わると~。なので通院での治療に切り替えますので、退院の準備をして頂いて迎えに来て下さい」と。
以前不動産マンに「建て替え、住み替えしたいのだが」と相談したら、「まれに高齢者の方が建て替え、住み替えすると、夕方になると他人の家と勘違いして以前の家に帰ろうとすることもある」と、教えて頂いたのを思い出した。
ある晩、母が晩酌している私の姿を見て「今、お父さんが救急車で運ばれたら、お前は酔っぱらって病院に行くのかい?」と言われてから、徹底的に介護しようと思い断酒も開始。
さて、NHKのシリーズ「人生100年時代を生きる」を見るかな
以下の記事の「認知症の人は何もわかっていないと思われがちですが、実は本人が一番傷ついているんです。」この言葉も響きますわ。
87歳の母が認知症に。95歳の父は初めてりんごの皮をむいた――実の娘が見た両親の姿
11月02日 11:00 文春オンライン
「Mr.サンデー」で大反響を呼んだドキュメンタリーが映画になった。
名物テレビディレクターの信友直子さんが、離れて暮らす87歳の認知症の母と耳の遠い95歳の父の姿を記録した『ぼけますから、よろしくお願いします。』が11月3日から公開される。
信友直子さん
2001年から両親をビデオカメラで撮り始めた信友さんが母の異変に気付いたのは5年前。人一倍気丈で明るく、働き者だった母が認知症と診断され、「家事をしているところなど見たことがなかった」父は、95歳にして初めてりんごの皮を剥く。
不安で混乱をきたし、落ち着きを取り戻した後、「だんだんわからんようになってくる」と呟く母の姿に、泣きながらカメラを回したこともある。
「認知症の人は何もわかっていないと思われがちですが、実は本人が一番傷ついているんです。でも、ぼけた母と耳の遠い父が繰り広げる会話には、時には笑ってしまうこともあります。母が認知症になったことで、一番よかったのは父と仲良くなれたこと。仕事人間の父とはほとんど話したことがなかったのですが、『案外イイ男だな』と気づけました(笑)」
INFORMATION
『ぼけますから、よろしくお願いします。』
11月3日(土)〜 ポレポレ東中野ほか全国順次公開
http://www.bokemasu.com/
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年11月8日号)