運が欲しい

心の貧しさが運を下げる。もしもこんな方程式があったとしたなら。
知恵と勘を磨きながら、心の動きを探求。

経世会

2009年11月01日 23時47分01秒 | 

NHKスペシャル
NHK総合 11/1(日) 21:00 ~ 22:10

永田町・権力の興亡(1)
▽政権交代までの16年
▽小沢一郎対55年体制
▽闘いの内実を激白!
▽秘話・細川政権崩壊の舞台裏
▽元総理証言


NHKスペシャル
◇16年前の政権交代から現在までの政権をめぐる攻防を、中枢にいた20人以上の政治家、元政治家の生々しい証言から3回にわたって探る。自民党を飛び出して16年、何度も権力闘争を繰り広げついに政権交代を成し遂げた民主党幹事長の小沢一郎氏。彼はインタビューの中で、国民のためという目的を持って政権を代えること自体が権力闘争であり政局だと語った。1993年、当時の宮沢喜一内閣に不信任決議が出され、自民党は分裂。党を飛び出した者と、とどまった者との政権をめぐる長い戦いが始まった。日本と世界が激変したこの16年、日本人は何を選び、何を失ったのか。シリーズ1回目は、小沢氏が仕掛けた細川護熙政権成立のドラマと短命に終わった政権の内実、自民党が執念で政権を奪還するまでの10カ月の攻防に迫る。

こちらのTVを拝見しておりました。
番組の中で、「経世会」と言う言葉が何度か出たので、思わずこちらの本を引っ張り出し、また読んでしまった。

経世会竹下学校
大下 英治
講談社

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出版社/著者からの内容紹介
「鉄の軍団」──宿命の暗闘と掟!
日本の命運を握る男たち。権力欲と妬(ねた)み、裏切りと恫喝、変節と野合、生き残りを賭けた現代版三国志。最後に笑うのは、小沢か小渕か、あるいは野中か……?

竹下登元首相の「国会議員在籍40年を祝う会」のパーティーが、1998年9月22日夜、東京都港区の東京プリンスで開かれた。発起人代表の中曽根康弘元首相が、竹下を持ちあげた。
「竹下スクールの元祖、教祖として君臨している」
橋本龍太郎前首相や小渕恵三首相ら門下生をつぎつぎに首相の座に送り出したことを指してのことである。
竹下も、満面に笑みを浮かべ、
「若い諸君の足手まといにならぬ気持ちを持ちつつも、平成の語り部として生き抜かねばならない」
と「竹下学校の校長職」に「定年」はないとばかりに健在ぶりをアピールした。
森喜朗幹事長は、「願わくはもうひとり首相を育ててほしい」と自らを売り込んだ。

小渕派には、竹下イズムが浸透しているという。
「グループには、目立たない地道な仕事もある。政治家は、それぞれそういう仕事も負わないといけない。そのとき、目立つポストについて活躍している同僚を僻(ひが)んだり、ねたんだりしてはいけない。なんであいつばかりいいめにあうのか、と思っても、心のなかにぐっとしまいこんで地道に仕事をする。そうすれば、かならず日が当たるときがくる。われわれのグループのなかでは、そういう思いをみな持っている。
自自連立政権発足の際には西田司先生、井上吉夫先生、竹山裕先生の3人が、三閣僚を削減するという合意のあおりをうけて大臣を辞任した。が、まったくといっていいほど波風が立たなかった。他のグループでは、考えられないことではないか。われわれのグループには、そういう強さがある。わが派は、田中角栄先生のロッキード事件や金丸信先生の東京佐川急便事件などを経験した。普通のグループならバラバラになってしまうところだ。が、かえってそれが求心力となり、新たに結束している」

目次
序章 竹下学校の校長
第1章 経世会七奉行の暗闘
第2章 経世会分裂
第3章 政権奪取への野望
第4章 竹下の秘蔵っ子・小渕立つ
第5章 門下生たちの死闘
第6章 生き残りを賭けた闘い

この本を読んだオイラは、健康、体力って大事だな、と思った。
これからと言う時に入院。
気の毒な話でございます。
そのような運命を、自ら引き寄せないようにしなくては。





 



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