人も物も自然も、時代と共に変動しているのかな。
その時代とは?
自然の猛威を目の当たりにして、知識だけで時代を作れるものではないと、改めて感じた。
自然地理学(第3版)―自然環境の過去・現在・未来 | |
慶應義塾大学出版会 |
出版社/著者からの内容紹介
地理学的なものの見方や考え方を学ぶ。
現在の私たちの生活に直接関わる重要なテーマとなっている地球環境問題や津波や地震といった自然災害を地理学の立場から考えるための入門書。考察の基礎になる図表を多数掲載。
目次
はじめに
本書の構成
I章 地球環境の変遷とその原因
1.地球環境の歴史と現在の位置づけ
2.第四紀における気候変化と海面変化
3.気候変化の原因
II章 古気候・古環境の復元
1.現在の気候の特徴および古気候の復元方法
2.氷河の痕跡を用いた古気候復元
3.化石による古気候・古環境復元
4.酸素同位体比を用いた古気候・古環境復元
III章 古海面および旧海岸線の復元
1.海面変化の原因および旧海水準の復元方法
2.相対的海面変化曲線
3.沿岸地域における海域の変遷(古地理変遷)
IV章 年代測定の方法
1.放射性同位体を用いた年代測定方法
2.その他の方法
V章 地球環境の諸問題
1.地球温暖化
2.オゾン層破壊
3.地球砂漠化
4.地球の水資源
5.酸性雨
6.エルニーニョ現象/ラニーニャ現象
VI章 自然災害の概要
1.自然災害の分類
2.自然災害の現状
VII章 地震活動
1.地球上の地震分布と過去の主要地震
2.地震の基礎
VIII章 プレート境界で発生する地震(プレート境界型地震)
1.プレートテクトニクス
2.日本列島周辺のプレート分布とプレート境界型地震
IX章 活断層の活動によって発生する地震(活断層型地震)
1.活断層の認定方法
2.日本における活断層分布と活断層型地震
X章 地震災害の実態と将来予測
1.津波
2.地盤の液状化現象
3.地震の将来予測と地震防災
XI章 火山活動と火山災害
1.地球上の火山分布と噴火様式
2.火山噴火とそれによる災害
XII章 水害・土砂災害
1.水害・土砂災害の地域性と原因
2.水害・土砂災害の実態
3.水害対策の歴史
XIII章 人為的要因による災害
1.地盤の沈下現象
2.海岸侵食
XIV章 地形変化と人間活動との関係
1.地形情報の解析方法
2.平野の地形
3.砂州・浜堤の発達過程
4.砂州地形発達における共通性と地域性
5.人間活動の場として見た海岸低地の変遷
引用図書
参考図書
索引
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