民主党政権が発足し、日本で初めて本格的な政権交代が実現した。それだけに、新政権ができるまでのこの2週間あまり、ずっと注目されていたことがある。それは「政権移行」がどうやって行われるのかということ。一般企業でも人事異動をおこなう場合、ある程度時間をかけて後任者に仕事を引き継ぐはず。前例がないなかでそれを国の政権としておこなうのだから、想像もつかないのだ。
参考になるのが政権交代の多い米国や英国のやり方。たとえば米国では、次期大統領が決まってから就任式までの約11週間を政権移行期とし、「政権移行チーム」を編成。(中略)
鳩山さんの場合はどうだったのか。じつは民主党にも当初、米国を参考に政権移行チームをつくって政権移行作業をおこなう計画があった。しかし、党内の調整不足から断念。そのかわり、各省庁から予算・外交・危機管理などについてヒアリングをおこなったという。とはいえ、それで引き継ぎができたかというと微妙。いろんな重要課題に対応できるのか心配になったりもするのだ。(以下略)
元首相小泉さんの時の風も凄かったと思うのですが、今回の政権に対して、国民の期待の大きさは別格ですね。
ガキのオイラが言うのもなんですが、この本の著者 飯島 勲 氏は、多くの人が認める人格者で、人柄の良さは別格だということを、ある人から聞いたことがあります。
元小泉首相が知りたくて、好きで買ったのではなく、何で人格者で人柄のいい飯島氏が、やり過ぎの元小泉首相を支えて来たのだろうと思い買った本。
今日はこの本を読み直してみよう。
時代が変わり、違う見方が出来、オイラの感性に新たな思考が出来る事を期待しつつ。
小泉官邸秘録 飯島 勲 日本経済新聞社 このアイテムの詳細を見る 発売日: 2006/12 |
内容(「BOOK」データベースより)
前首席総理秘書官が初めて明かす、決断と改革の真実。
内容(「MARC」データベースより)
米国同時多発テロ、北朝鮮外交、郵政民営化など様々な難局に官邸はどのように対応したか。小泉内閣で主席総理秘書官を務めた著者が初めて明かす、決断と改革の真実。政策決定の舞台裏を、内部者ならではの視点から克明に描く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
飯島 勲
1945年長野県辰野町に生まれる。72年小泉純一郎の衆議院初当選とともに、その秘書となる。竹下内閣、宇野内閣で厚生大臣秘書官。宮澤内閣で郵政大臣秘書官、橋本内閣で厚生大臣秘書官。小泉内閣で首席総理秘書官。元自由民主党秘書会副会長。永年秘書衆議院議長表彰、永年公務員内閣総理大臣表彰を受ける。現在、小泉純一郎政策担当秘書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目次
第1部 小泉内閣誕生 波高き船出(政権の形を作る
「官邸主導」の始動
危機管理体制の強化
北朝鮮外交への取り組み)
第2部 有言実行 小泉改革の着実な推進(道路公団の民営化
テロとの戦い―イラクへの自衛隊派遣
自然災害との闘い
年金改革
米国BSE事件―環境と経済の両立)
第3部 小泉改革の総仕上げ 郵政民営化(郵政民営化への長い道のり
郵政民営化シフト
民営化法案を巡る攻防
参議院での否決―郵政解散
衆議院選挙の勝利―郵政民営化法案成立
改革に終わりはない―更なる改革へ)
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これって無税?
収入の99%は元首相に依存 小泉進次郎氏の後援団体(共同通信) - goo ニュース
衆院選神奈川11区で初当選した小泉進次郎氏(28)を後援する政治団体「小泉進次郎同志会」の収入の約99%が父親の小泉純一郎元首相の資金管理団体からの寄付だったことが、神奈川県選挙管理委員会が18日に公表した08年政治資金収支報告書から分かった。(以下略)