あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

W杯アジア予選のサッカーの試合を見て

2011-10-12 20:50:58 | インポート

  昨日は,サッカーの試合をテレビで観戦しました。タジキスタンとのゲームでしたが,日本代表が8:0で圧勝しました。ボールの支配率も70パーセントを超え,シュート数でも圧倒する戦いぶりでした。連動した動きの中でシュートまでもっていくプレーを見て,改めてサッカーの真髄は,組織プレーなのだということを痛感しました。一つのボールを中心に,見事なパスワークとチームワークで攻め・守るチームプレーに感動さえ覚えました。なでしこジャパンもそうでしたが,根底には高い技術もあるのでしょうが,選手同士の信頼関係がしっかりと確立されているからこそ発揮できるプレーのように感じました。これまで精彩を欠いていた香川選手も2得点をあげることができましたが,自分の動きに合わせてパスが来ることを信じた結果が得点に結びついたと語っています。香川選手は,個人的に応援し期待している選手でもあります。この活躍で,揺らいでいた自信を取り戻すことができたのではないかと思います。今後のドイツ・ドルトムントや日本代表としてのプレーが楽しみです。

  それにしても驚いたのは,タジキスタンチームのフェアーな戦いぶりです。ファールは日本チームには一つあったのですが,タジキスタンは0でした。Jリーグの戦いでもファールのない試合は皆無なのではないかと思います。勝ちに徹したり,大差でリードされたりする時には,ファールがつきものと思っていました。しかしタジキスタンチームは,圧倒され大差をつけられながらも危険なプレーに頼ることなく,フェアーに戦い抜きました。その姿に,すがすがしいさわやかな感動を覚えました。実力差がありながら,正々堂々と最後まで全力で戦った相手チームに,心から拍手をおくりたいと思いました。今度は,日本代表がタジキスタンに出向いてのアウェイでの戦いとなりますが,もし可能であれば両チームにファールが一つもない理想的な試合であったらいいだろうなあと思いました。

  サッカーだけでなく野球も大好きな私にとって,残念なニュースがありました。楽天の山﨑選手の退団です。コーチとして残る道もあったようですが,現役として野球を続けたいという思いが強く,退団の道を選んだようです。統一球が採用された今季は,ホームランが出にくいシーズンとなり,山崎選手にとっても悪戦苦闘の毎日だったのではないかと思います。不振については年齢的な衰えももちろんあったと思いますが,それでも現役続行の道を選んだその選択に山﨑選手らしさも感じました。他のチームのユニフォームを着ても,願わくばその雄姿をまた見てみたいものだと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする