8日の土曜日に、かっての職場の仲間たちとの飲み会がありました。酒が進むにつれて、当時のいろんな出来事が話題になり、まるでその頃にもどったような気持ちになりました。少しずつ歳はとったものの、目の輝きや表情はもちろん、ハートも笑い声もかってのままでした。信頼という温かい感情が根底にあふれているような楽しく心安らぐ飲み会でした。
その仲間の一人からうれしい話を聞きました。現在6年生を担任していて、卒業のしおりの中に、私の拙い詩を入れさせてもらったということでした。著作権の侵害にあたるかもしれませんが……と語る言葉の内に、今担任している子どもたちへの熱い思いを強く感じました。
詩は、親と担任としての思いを重ね合わせ 子どもたちに向けて書いたものです。改めて読んでみると、卒業式で見た子どもたちの姿が浮かんできました。その成長を見守ってきた親の方々の笑顔と涙も。担任の一人ひとりの子どもたちによせる思いも。
高校や中学校は卒業式も終わったようですが、小学校は再来週あたりが卒業式のようです。新たな旅立ちの時を迎えた子どもたちの未来が、希望に満ちた幸多い未来であることを心から祈りたいと思います。
あれから十二年
あれから十二年
あなたの誕生を
だれよりも 喜び
あなたの命を
だれよりも 愛しく感じた
あの日から もう十二年
今はもう
この手で抱き上げるには 重すぎる
健康な体と心を持ち
卒業という旅立ちの時を迎えた あなた
あふれる夢と希望を その翼に乗せ
目の前に 大きく広がる未来を
力強く そして高く
翔び続けてほしい
限りない未来は
いつだって あなたのために
用意されているのだから
あなたの成長と幸せが
これからも
母の柔らかな笑顔と
父の穏やかな微笑みを
つくってくれるのだから
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