スタジオジブリの原点を振り返る全国巡回型「アニメージュとジブリ展」を見てきました
貴重な資料や造形作品など盛りだくさんの内容に終始大興奮でしたー\(*>ω<)/
一冊の雑誌からジブリは始まった、、、
中学生のとき、アニメージュを愛読していたのにもかかわらず知らなかったです(>ω<)、、、
当時、周りにアニメージュを読んでいた人はおらず、お笑いやアイドル人気の方が圧倒的で、ましてアニメ好きは親友他1人くらいでしたー|ω<)チラッ
アニメージュって何❔と思われる方もいらっしゃることでしょう。
アニメージュとは、1978年に創刊され今もなお発売されているアニメに特化した月刊誌でございます。
アニメージュという雑誌の中で連載された漫画が宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』で、
宮崎駿監督を見出し、スタジオジブリ創設のきっかけを作ったのが、
当時、アニメージュの編集長を務めていた現スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏なのだそう。
ジブリの原点は、お二人が出会ったアニメージュということになります◎ |ω<)そうだったのか、、、
時を経て、この地での開催を予言していたかのように、Σ奇跡的に当時のアニメージュの付録が見つかりました!
1990年2月号の付録持参で、浮かれ気分で巡ります♪
展覧会スタッフの方にお話をしましたところ、当時の付録と一緒に映えるお写真を記念にということで、
コラージュ写真等の前で撮影させていただきました ふっふっふ(*>ω<)
こちらは1970年代末から1980年代のアニメージュ表紙のコラージュ。
懐かしさとカラフルで写真を撮らずにはいられない素敵空間
入り口のオールアニメージュコーナーには当時の雑誌がズラリ圧巻です
昭和・平成は個性豊かで名作の宝庫。またセル画というのも味わいがあってよかったなぁと思うのです
当時、購入していた表紙で特に思い出深いのは、こちらの3冊です◎
当時同じくらいの年齢だったこともあり「魔女の宅急便」のキキは特別感アリ。
しかも、地味めのお洋服のキキがおしゃれしている表紙もレア感たっぷり
「超音戦士ボーグマン」の紅一点キャラのアニス・ファーム。
あまりストーリーは覚えていないのだけれど、お気に入りで絵柄を真似してました。
当時、この表紙のシールがお気に入りで大切にしていたもののひとつ。
「風が吹くとき」ほのぼのとした絵柄からは想像もつかない辛く悲しいストーリー。
アニメによってわかりやすく伝わるものの、前向きささえも絶望に突き落される戦争悲話。
会場では鈴木敏夫が編集した1989年11月号までの12年弱にわたる「アニメージュ」をもとに、
「機動戦士ガンダム」(79年)を軸としたアニメブームから「風の谷のナウシカ」(84年)の成功、
そしてスタジオジブリ誕生と「天空の城ラピュタ」(86年)までを振り返ります。
まず最初はテレビシリーズとして誕生した「機動戦士ガンダム」
後に劇場用映画になって大ヒットとなり、数多くのシリーズが生み出され今も尚、不動の人気を誇ります。
当時の貴重な資料の展示や美術監督の中村光毅氏による繊細で美しい美術ボードやイラストを展示。
中村氏は後に「風の谷のナウシカ」の美術監督を務めることになります。色々と繋がっていますね。
ガンダムファンならだれもが覚えているシーン「迫撃!トリプル・ドムでの黒い三連星との死闘」&「宿敵・シャアとの最後の戦い」
当時のプラモデルキットを使用してジオラマ仕立てで再現されています。
撮影OK♪ジブリの世界へようこそ
今も愛され続けるナウシカ、、、全ての生きとし生けるものを隔てなく愛し守ったヒロイン。
アニメージュにて連載されていた漫画ナウシカでの秘話。
宮崎駿監督の絵柄の描写が細かすぎてペン入れが追い付かず、何とかOKをもらいペン入れなしの「鉛筆画」で仕上げたのだとか。
当時は透明なフィルム素材に絵を描いた「セル画」も展示。
一枚一枚撮影してアニメを作っていた貴重な時代背景を知ることが出来ます。
私も趣味のひとつでセル画を描いていた時期がありましたが、
裏から塗り重ねてゆくため、一枚仕上げるのにも時間がかかります。
そう考えますとアニメーターのお仕事は計り知れない時間と労力と根気との闘いだったと思いますし、
長い映画作品を仕上げるというのは、終わりのない気の遠くなるような作業にも感じられました。
幾つかある撮影スポットの目玉ともいえる 造形作家・竹谷隆之氏による「風使いの腐海装束」とジオラマ「朽ちゆく巨神兵」
リアルに再現されたナウシカは今にも動き出しそうです。
時代が変遷し、世界環境の危機がささやかれるようになった現代、、、当時のナウシカは何を暗示していたのでしょうか。
アニメから感じ取るメッセージ性は改めて深いなと感じました、、、
存在感大のナウシカの絵看板は、秋田県大館市にある映画館「卸成座」のもので、
2020年にリバイバル上映された際に新しく描かれたそうです。
「ラピュタ」制作に先立って作られた飛行艇の撮影用実物。
今では懐かしいマクセルのビデオテープのCM用にデザインされたものだそうです。
展示の最後を飾る立体造形物の「天空の城ラピュタ」
細かく再現された天空の城には、ロボット兵のいる裏庭まで再現され、またパズーとシータの乗る凧が飛んでいます。
このコーナーでは宮崎駿監督の直筆の原画を多数展示、間近で精細な筆致を見ることが出来ます。
振り返ってみますとアニメやマンガ、ゲーム好きだった私が成人してからパタッと興味がなくなり、
子育て中は子供たちと楽しむ程度で、子供や子供たちの友達に頼まれて描いたりすることはあっても、
自分の意志ではあまり絵を描かなくなりました。
時を経て、こうして自分が好きだったアニメージュやアニメの世界に触れられて、
自分の青春は、こんなにも素晴らしい背景のもとに作られていたことを知ると、当時の喜びが蘇り、心が洗われる思いがしました
さて、展覧会を楽しんだ後はジブリ作品のショップをのぞいてみましょう
「アニメージュとジブリ展」のために制作されたグッズや「三鷹の森ジブリ美術館」のオリジナルグッズが販売されているんですよー
展覧会限定オリジナルグッズ「アニメージュギフトBOX入りぬいぐるみ」は、ジジ、トトロ、王蟲、テト、トリウマの5種類◎
ナウシカ相棒のテトは茶色ですが、構想段階の青色でテトを再現したレアアイテムです
これまたナウシカに登場する架空の生き物トリウマは、ダチョウに似た黒い動物で馬代わりに利用されていたことから名がついた、こちらもレアアイテム
実用的なアイテムも充実しています◎
ここだけでしか購入できない「須賀川会場限定一重刺子トートバック」は、
天保15年創業、160年以上にわたって印染めを継承されてきた伝統ある染工とのジブリコラボ商品です
その他、ファンにはたまらない人気表紙や名シーンのポストカードやアニメージュ表紙のクリアーファイル。
ツバメノートのフレームと腐海が融合したデザインや実用的なボトルマグなどなど
ビーズなどをあしらった豪華な王蟲の刺繡ポーチもありましたよ
普段使いできるものばかりで、さりげなくジブリをとり入れられますネ◎
嬉しくなり購入しましたのは、Σ王蟲のぬいぐるみと魔女の宅急便のクリアファイルケースです|ω<)
有料の紙バッグもアニメージュ表紙のコラージュで記念になり、こちらもおすすめです(文華、教えてくれてありがとう
)
高貴なギフトBOX入りの王蟲のぬいぐるみは、細部までこだわって再現されています◎
我が家の守り神になっていただきませう(断捨離中はさておき、珍しいぬいぐるみに弱い)
たくさんのジブリグッズで目の保養&楽しませていただきました(撮影許可済)
会場の外からもガラス越しのジブリコラージュガラスで記念撮影を楽しめるのも嬉しいポイント◎
レトロなタイルがノスタルジックで素敵なお写真はいかがでしょう。
会期中はイベントも多数開催されていて、後日、行われた「ジブリ映画特別上映会」の様子もご紹介いたします
10月1日「天空の城ラピュタ」が上映され、
そして私が参加しました10月23日の「となりのトトロ」の上映会では、声優の島本須美さんによるトークイベントが開催されました\(*>ω<)/
Σ島本須美さんが目の前に!!!!会場は大興奮です\(>ω<*)/
有難いことに島本さんから撮影のOKを頂きました トトロのイメージで衣装を選んできてくださいましたヨ◎
ナウシカやクラリスそして「となりのトトロ」では、さつきとメイのお母さん役で出演されています
ちょうどとなりのトトロの母親役を頂いたときに、島本須美さんもお母さんになられたのだとか。
はじめは、ヒロインのさつき役でオーディションを受けたそうで、結果、日高さんに決まってしまうのですが、
母親になったことでぴたりとハマるものがあったのでしょうね
トーク中は、透き通る美声に終始うっとりとし、ナウシカのセリフをされた時には鳥肌が立ちました
笑い話でナウシカとクラリスがごっちゃになってしまったようで(笑)
お茶目なところも可愛らしいなぁと、でもでも島本須美さんご年齢を聞くとびっくりなのです!!!!
更に円谷英二監督との作品「ザ・ウルトラマン」がデビュー作というのですから、
ご縁あるこの地に島本須美さんは導かれていたのですね
有難いことに子供のころから好きだった声優の島本須美さんにお会いできるとは
大変、貴重な時間を過ごすことが出来て嬉しさいっぱい、ずっと心がふわふわしておりました(>ω<*)
会期中は様々な連動イベント開催され、県内7か所にフォトスポットが設置されていたり、
市内17軒の飲食店では、趣向を凝らしたユニークな展覧会コラボメニューを展開中です◎
コラボメニューの写真をSNSに投稿すると展覧会グッズが当たるチャンスもあるんですよー(投稿する気満々)
さて、今回はコラボメニューではなく、焼き肉ランチと相成りました、、、(こちらでは魔女の宅急便ドリンクを提供中♪)
ボリュームたっぷりのビビンバランチをいただきました◎
以前、次男とふたりで食べた時の様子です。
気になっていたサムギョプサル。お好みの食べ方が出来て、サンチュにくるんで食べるとさっぱりといただけます。
最後に焼き肉でしめることになりそうな予感、、、(*>ω<)最後の方は駆け足のため、内容が薄くてすみません、、、
勿論、焼き肉「天山」も美味しくてバリエーション豊富でおすすめですが、
老若男女問わず楽しめる、今だけの特別なジブリの世界へ、是非とも足を踏み入れてみませんか。