私の好きな時間

大好きなお花達と手仕事と日々の暮らしの記録です

三人の父母たちへ

2013年02月09日 | お出掛け

二月という月は悲しい月です。

 

二月一日は義父の命日です。

平成三年 二月一日

「3  2  1」

こんなに調子良く覚えやすい命日もあまりないかもね?(笑)

 

元気だった頃、

義父は私のとぼけた性格を見抜いて、

「私の命日は忘れないように!」って、この日を選んだのだと、

今でも思っている私です。(笑)

 

お正月には、お寺さんにお年始を兼ねて、

息子とまりちゃんもお墓参りをしてくれました。

 

先日、主人と二人でお墓参りに行きました。

お寺さんの境内には古い梅の木があり、

ふっくら膨らんだ蕾がいっぱいでした。

 

 

昨日の二月八日は、

私の父の命日でした。

 

午後から用事があったので、

朝早く家を出て、お墓参りに行ってきました。

 

北風が強く、車が風で揺らぐほどでした。

 

車の中から見えた筑波山。

子供の頃に見た筑波山より、

歳を重ねた今見る筑波山は、どうしたわけか優しく見えるのです。。。

 

お花とお水とお線香を用意して行き、

強い風でなかなか火が付かず。。。

 

久し振りのお墓参り。。。

ただただ涙が流れて。。。

 

父が生きていてくれたら。。。と、今更ながらに思うこの頃。

話しを聞いてもらいたいことがいっぱいあるのに。。。

 

お参りを済ませて、車に戻る時、

父の勤めていた郵便局の裏側が見えました。

元気だった頃の父の姿が浮かびました。

 

冷たい強風の中、泣きながら撮った一枚。

ボケてる。。。(笑)

 

ついでに撮った桜もボケちゃった。。。

 

写真を撮る時は泣いてはダメですね。(笑)

 

 

そして、今日、

二月九日は義母の命日です。

 

昨日ほどではないですが、今日も冷たい風が吹いて寒い一日です。

お寺の境内の梅、

一輪、咲いていました。

もう一輪、咲こうとしています。(笑)

 

春はちゃんと近付いて来てますね!

 

毎年の事ですが、

義母は私に遺言を言っていたのです。

 

それは、

「私が死んだら、お饅頭では無くてケーキをお供えしてね。」って。

 

本当なんですよ!

 

主人は、「自分が食べたいからだろ?」って疑っているのですが、

本当なんです!!

 

義母はとても自分に甘く、他人に厳しい人でした。(笑)

でもね、

今更ですが、

あの厳しさがあったればこそ、

今のくらりがいるわけです。。。

 

辛い事も沢山あったし、忘れられないけど、

こうして元気にお墓参りもできるし、

そして、

美味しいケーキも堂々と頂ける日を作ってくれて、

義母には、正直、感謝しています。

 

お墓参りの帰り、デパートに寄って買ってきました。

 

主人は「豆乳と苺のプリン」

なんだか男っぽくないね。(笑)

 

私は、コレ!

「レモンタルト」

私に合ってるでしょ?爽やかで!!(笑)

 

そして、お義母さんには、これをお供えしました。

「苺と黒豆のタルト」

 

「お義母さん、おいしい?」

 

「くらりさん、とってもおいしいわ」って、聞こえたような?(笑)

 

悲しいだけじゃないわね。

お義母さんのお陰で楽しい気分でケーキを食べて、

春が近づいている気配も感じ、

元気になれるのですから。。。

 

さて、私も子供達に何を遺言に残そうか?

喜ばれる事を残して逝きたいもんね。(笑)

 

コメント (4)
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