「世界一美味しい朝食」をウリにしている日本のホテルが増えてきていますが、もともとのオリジナルは、やはり、神戸北野ホテルでありましょう。その朝食のお値段、何と6500円であります!
ところで、「世界一美味しい朝食」というのは、どこが認定した評価なのでしょうか? と思ったら、ホテル自身が当初から主張している「評価」なんだそうです。それって、公正取引ナントカから何か言われそうな気もしますが、顧客からクレームが出ている訳でもなく、また、全国各地で同じように「世界一美味しい朝食」を主張するホテルが続々と出現していることから、もうここまでくると、これは「文化」と言えるレベルなのでしょう。
そう言えば、私が住んでいる地元の駅前商店街が、何かインパクトのある「セールスポイントみたいな標語が欲しい」と言っていましたっけ! それならば「世界一美味しい商店街」として売り出しますか‥。しかし、商店街で評判のハムカツや、ニラ饅頭、喫茶店や洋食屋、焼き鳥屋、サウナなども、どちらかというと「世界一惜しい」というレベル。
「世界一惜しいハムカツ!」「世界一惜しいサウナ!」「世界一惜しい焼き鳥屋!」とした方が、あとでクレームがつかない気がしますね。