金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 12月4日~5日

2021-12-05 16:15:59 | 競馬

 土曜日は中山1Rダート1200mを勝ったアジアエクスプレス産駒カリュウ2番手追走から、直線では逃げたアドマイヤムーン産駒オーブラックとの激しい叩き合いに。クビだけ前に出たところがゴール2着のオーブラックは次はチャンス

 中京1Rダート1200mを勝ったストロングリターン産駒バイハリウッド好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入っても後続を離して5馬身差の完勝2着は、3番手から粘ったアドマイヤムーン産駒ペイシャブライティ、3着は5番手から差してきたグランプリボス産駒ムーンワード

 阪神1Rダート1800mを勝ったキズナ産駒アクティブバイオ2番手追走から、直線では早め先頭に立って、そのまま3馬身1/2差で完勝2着は、4番手から差してきた1番人気のキングカメハメハ産駒ニューダイアリーズ。2着馬は次はチャンス。

 中山2Rダート1800m牝馬限定を勝ったヘニーヒューズ産駒ミツカネヴィーナス3番手追走から、直線では、逃げるオルフェーヴル産駒マリノプリエールとの競合いを制して勝利2着のマリ二ノプリエールは次も牝馬限定なら確勝レベル

 中京2Rダート1800mを勝ったディープインパクト産駒ディサイド4番手追走から、直線では先に抜け出したサトノアラジン産駒フクノラヴァルを捉まえて、そのまま後続を離して3馬身1/2差で完勝2着はフクノラヴァル

 阪神2Rダート1400mを勝ったエイシンヒカリ産駒ワガンセ2番手追走から、直線では、逃げたシニスターミニスター産駒クアトロフォンテとの激しい叩き合いをハナ差で制して勝利2着にはクアトロフォンテ、3着は4番手から差してきたドレフォン産駒タガノクリステル

 中山3R芝2000mを勝ったラニ産駒フリューゲルホルン2番手追走から、直線では逃げ馬を早めに捉まえて先頭に立ち、そのまま後続を2馬身離して完勝2着は、5番手追走から差してきたトーセンラー産駒ブルーゲート、3着は、3番手追走から粘り切ったトーセンラー産駒ロードバルドル

 阪神3Rダート1800mを勝ったルーラーシップ産駒ウッドショック最後方待機から、直線では1番外を追い込んできて、先に抜け出していたドゥラメンテ産駒ダノンフューチャーとの叩き合いを制して勝利2着はダノンフューチャー、3着は2番手から粘ったルーラーシップ産駒サハラ

 中山4Rダート1800mを勝ったブラックタイド産駒ラフシー2番手追走から、4コーナーでは早めに先頭に立って、そのまま後続を突き放し7馬身差の圧勝2着は、4番手追走から差してきたラブリーデイ産駒サクセスミノル。3着は、逃げて粘ったパイロ産駒ニシノアンドレア

 中京4R芝1600mを勝ったイントゥミスチーフ産駒スピードグラマー2番手追走から、直線では早め先頭に立って、内側から伸びてきたフランケル産駒ショウナンハクラクとの競合いを制して、また外から差してきたエクシードアンドエクセル産駒エクセトラを抑え切って勝利2着はエクセトラ、3着はショウナンハクラク

 阪神4R芝1200mを勝ったカレンブラックヒル産駒フェブサンカラ2番手追走から、直線では逃げるロードカナロア産駒ダテボレアスとの叩き合いをクビ差だけ前に出たところがゴール2着はダテボレアス、3着は中団から差してきたキズナ産駒アスターディゴン

 中山5R芝1200m新馬を勝ったイスラボニータ産駒ピンクセイラー好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線でも後続を突き放して3馬身差の完勝2着は、8番手から外を追い込んだダノンシャンティ産駒ウインエイムハム、3着は10番手から大外を追い込んできたダノンシャンティ産駒ウインソフィー

 阪神5R芝1800m新馬を勝ったディープインパクト産駒ラリュエル4番手追走から、直線は一番内側を伸びて、先に抜け出した1番人気のシルバーステート産駒ストロングウィルを差し切って勝利。勝ちタイムは平凡ですが、前半がスロー、内側の馬場が傷んでいることを考えると勝ち馬の強さは抜群と言えます。また2着のストロングウィルも、次は確勝レベルの内容3着のディープインパクト産駒ダノンジャッカルも含めて、非常にレベルの高い新馬戦でした。この3頭は覚えておいて損はないと思います。

 中山6Rダート1800m新馬を勝ったロージズインメイ産駒ホウオウルーレット好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入ってからも後続を突き放して7馬身差の圧勝オメガパフュームの弟で、1分53秒4の時計も優秀。2歳ダート界のスター候補がもう1頭現れました2着のクロフネ産駒トモジャワールドも高センスで強く、次は確勝レベル

 阪神6Rダート1400m新馬を勝ったシニスターミニスター産駒スマートセプター2番手追走から、直線半ばで逃げ馬を捉まえて、後続の差し馬を抑え切って勝利2着は、3番手から差してきたルーラーシップ産駒アタカンテ、3着は中団から差してきたビッグアーサー産駒クリーンジーニアス

 阪神7R芝1600m牝馬限定を勝ったハービンジャー産駒マンクスホップ4番手追走から、直線では馬場の中央を早めに抜け出して、中団から差してくるキズナ産駒スマートドラフトと、同じく中団から差してきたアメリカンペイトリオット産駒アメリカンスターを抑え切って勝利2着はスマートドラフト、3着はアメリカンスター

 

 中山9R芝2000m葉牡丹賞(2歳1勝クラス)を勝ったハーツクライ産駒ボーンディスウェイ好スタートから淀みのないペースの逃げへ。追走に脚を使わせる逃げ脚で、直線でも追い込んでくる各馬の追撃を抑え切って勝利2着は、中団後方から追い込んできたドゥラメンテ産駒イルチルコ、3着は5番手から差してきたドゥラメンテ産駒グランドライン

 先行馬で上位に残ったのは勝ち馬だけで、スピードの持続力に長けています。勝ち馬ボーンディスウェイの名前は覚えておきましょう。2着3着は、先行馬が崩れて差してきた馬たちですから、次は危険な人気馬になりそう。

 

 日曜日は中山1Rダート1200mを勝ったザファクター産駒トウカイファクター2番手追走から、逃げたドゥラメンテ産駒セレブとの叩き合いを制して勝利2着はセレブ、3着は中団から差してきたザファクター産駒ミラビリス

 中京1Rダート1800mを勝ったタピット産駒ハナキリ2番手追走から、直線では早め先頭に立って、そのまま1馬身3/4差で押し切りました2着は、最後方から追い込んできたシビルウォー産駒ナムラダイゴロー

 阪神1Rダート1400m牝馬限定を勝ったヘニーヒューズ産駒マテンロウアイ中団待機から、直線では、先に抜け出していたマジェスティックウォリアー産駒ペイシャイシュタルを追いかけて、キッチリ差し切ったところがゴール2着はペイシャイシュタル、3着は最後方から追い込んできたドレフォン産駒シェンフォン

 中山2Rダート1800mを勝ったサトノアラジン産駒トリグラフ後方待機から、3コーナー過ぎからマクリ気味に上がっていって、直線では先に抜け出していたラブリーデイ産駒エコロドラゴン、アメリカンペイトリオット産駒ビーザラキエストを差し切って3馬身差の完勝2着はエコロドラゴン、3着はビーザラキエスト

 阪神2R芝1800mを勝ったロペデヴェガ産駒トルナヴァ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入っても後続を寄せ付けず、2馬身1/2差で完勝2着は、4番手から差してきたハーツクライ産駒クロニクル。3着は、後方から追い込んできたアメリカンファラオ産駒ラヤス

 中山3R芝1600mを勝ったベーカバド産駒フィールシンパシー2番手追走から、直線では、逃げたオウケンブルースリ産駒ローシュタインと、3番手から並びかけてきたディーマジェスティ産駒クロスマジェスティとの激しい叩き合いに。フィールシンパシーが少しだけ抜け出したところがゴール2着はクロスマジェスティ、3着はローシュタインで、クビ差、ハナ差の勝負でした。

 阪神3Rダート1200mを勝ったパイロ産駒ウォームライト2番手追走から、直線では、マクリ気味に先頭に立ったサトノアラジン産駒コブラクローと競り合いになりましたが、ここから抜け出して、また4番手から差してきたザファクター産駒ワンダークレイモアを抑え切って勝利2着にワンダークレイモア、3着にコブラクロー

 中山4Rダート1200m新馬を勝ったストリートセンス産駒フロイトセンス好スタートからスピードを活かす逃げへ。直線でも、後続を寄せ付けず5馬身差の圧勝2着には、中団後方から差してきたアジアエクスプレス産駒リンクスアイ、3着も、中団後方から差してきたマジェスティックウォリアー産駒キセキノセンシ

 中京4R芝1400mを勝ったドレフォン産駒パーサヴィアランス2番手追走から、直線では逃げたキタサンブラック産駒メトセラとの激しい叩き合いに。これを制するとともに、5番手から差してきたモーリス産駒アオイゴールドワンを抑え切って勝利2着はメトセラ、3着にアオイゴールドワン。着差はアタマ差、1/2差の勝負でした。

 中山5R芝2000m新馬を勝ったオルフェーヴル産駒マイネルトルファン2番手追走から、直線では、逃げて粘っていたロゴタイプ産駒セキテイオーと、後方から差してきたエイシンフラッシュ産駒ミラキュラスライトとの叩き合いを制して勝利マイネルトルファンは、オークス馬ユーバーレーベンの半弟2着はミラキュラスライト、3着はセキテイオー

 中京5R芝2000m新馬を勝ったハービンジャー産駒シェルビーズアイ4番手追走から、直線では逃げ粘るロードカナロア産駒レッドモンレーヴを捉まえてところがゴール2着はレッドモンレーヴ、3着は3番手から粘ったジャスタウェイ産駒クラップサンダー1番人気で4着のディープインパクト産駒ダノンマイソウルは、囲まれて出られないところがありましたが、まだ絞り切れていない印象。矢作厩舎で4億円の高額馬ですから、次回はキッチリ仕上げてくると思います。楽しみにしておきましょう。

 阪神5R芝1200m新馬を勝ったジャスタウェイ産駒アルーリングウェイ3番手追走から、直線では逃げ粘るイスラボニータ産駒イスラアネーロを差し切ったところがゴール2着はイスラアネーロ、3着は2番手から粘り切ったミッキーアイル産駒ナムラフランク

 阪神6Rダート1800m新馬を勝ったトピーズコーナー産駒エナハツホ3番手追走から、直線では逃げるベーカバド産駒ニシノメイタンテイを早めに捉まえて、そのまま押し切り勝利2着には、4番手から差してきたシニスターミニスター産駒ペイパーコーン、3着は、逃げて粘ったニシノメイタンテイ

 

 中山6Rダート1200m(2歳1勝クラス)を勝ったディスクリートキャット産駒メズメライザー2番手追走から、直線では、3番手から差してくるイスラボニータ産駒アイヴォリードレスとの叩き合いをアタマ差だけ制して勝利1分11秒4のタイムも優秀。2歳ダート短距離路線をリードする存在に。2着はアイヴォリードレス。この馬もダート短距離路線で活躍が期待できる素材

 

 中京9R芝1600mこうやまき賞(2歳1勝クラス)を勝ったモーリス産駒ソリタリオ3番手追走から、直線では早め先頭に立って、最後方から追い込んできたドレフォン産駒ウナギノボリを抑え切って勝利これで未勝利から2連勝。レースセンス良く、マイルまでならば引っかかることがないので、この距離で行ってほしいと思います。2着のウナギノボリは、スタートで出遅れましたが、これでかえって脚が溜まりました。この馬もマイルで脚を溜めるパターンがハマります。

 

 阪神9R芝1200mさざんか賞(2歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒アルトシュタット3番手追走から、直線では、逃げ粘るダイワメジャー産駒インプロバイザーを差し切って、後方から追い込んできたルーラーシップ産駒テーオースパローの追込みを抑え切ったところがゴール2着はテーオースパロー、3着はインプロバイザー。アタマ差、ハナ差の決着でした


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【競馬】 チャンピオンズカップ(GⅠ)!

2021-12-05 08:08:30 | 競馬

 日本のダートチャンピオンを決めるGⅠレースチャンピオンズカップであります。そもそもは、府中ダート2100mで「ジャパンカップダート」として開催していた国際GⅠレースでありますが、ダート2100mがタフすぎるということで、阪神のダート1800mに短縮されることになったのが2008年

 しかし、右回りのダート1800mでは国際レースとして相応しくないことから、2014年には、中京のダート1800mに変更となり、併せて今の名称となりました。海外からの遠征馬は来なくなりましたので、名実ともにダート日本一を決めるレースになりました。

 日本のダート界は、ここ2年で、スーパースター候補だったルヴァンスレーヴとクリソベリルが次々と引退。その間に、地方競馬出身のベテラン馬チュウワウィザードがNO.1に居座る状況でありますが、ここに突如現れた白毛の牝馬ソダシ。まるで地味なダート界に出現した救世主ジャンヌダルクのようであります。

 父クロフネのことは、すでに当Blogでも紹介したとおり、2001年にJCダートを圧勝して、次年のドバイワードカップの大本命に推されておりましたところ、まさかの屈腱炎で引退。ダート世界一の夢が散ってしまった歴史があります。

 

 ということで、ここは初ダートながら、また人気先行は十分に覚悟しながら、救世主①ソダシを本命に指名いたします相手1番手には、先週、涙の勝利騎手となった福永祐一騎手騎乗の⑨オーヴェルニュ。その他は、⑬チュウワウィザード④インティ⑯カフェファラオ⑫クリンチャー⑥テーオーケインズ⑦サンライズホープ②カジノフォンテン

 馬券は、①ソダシと⑨オーヴェルニュの2頭軸三連複7点 ①⑨⇒⑬④⑯⑫⑥⑦② と、同じく①⑨の2頭軸三連単28点 ①⑨⇒①⑨⇔⑬④⑯⑫⑥⑦②

 

 クロフネの夢、日本のチャンピオンズカップ⇒ドバイワールドカップ⇒米国ブリーダーズカップクラシックへ。世界一へ駆けあがれ、ソダシ‼


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