まずは、暮れの風物詩になりました、中山のステイヤーズステークス。GⅠ以外の長距離重賞では、このレースだけが別定戦。あとはハンデ戦なので、けっこう目まぐるしく上位メンバーが入れ替わりますが、このレースは「リピーターが多い」のが特徴。といっても、今年はオセアグレイトの回避で、リピーター候補は誰も居ませんが。
血統的には、かつてはステイゴールド産駒とハーツクライ産駒、それに時々ディープインパクト産駒を混ぜて買えばOKでした。今や、長距離と言えばオルフェーヴル産駒。特に前走成績に関係なく、どれかのオルフェーヴル産駒が突然勝つので、むしろ、前走、頑張ってなくて、エネルギーの余っている奴が狙い目です。
ということで、まずはオルフェーヴル産駒の⑤アイアンバローズと⑬シルヴァーソニック。そしてハーツクライ産駒の⑥アドマイヤアルバ。ディープインパクト産駒からは⑧トーセンカンビーナと⑨ボスジラ。あとは菊花賞4着の実績がある⑪ディバインフォースと、過去にアルゼンチン共和国杯3着の実績がある⑦セダブリランテス。
馬券の中心には、⑧トーセンカンビーナを据えたい。かつて長距離レースで輝いていた馬ですが、ここ2年はさっぱり。この馬に、何と横山武史騎手が騎乗します。トーセンカンビーナの眠っていた闘志に火をつけてくれるのではと期待します。馬券は、⑧トーセンカンビーナの1頭軸三連複15点 ⑧⇒⑤⑬⑥⑨⑪⑦ で。
次は阪神のチャレンジカップ。昨年は3歳牝馬レイパパレが制したレースで、勝ち馬はGⅠ級に巣立っていく重要レースであります。
人気は、3歳牝馬のモーリス×ジェンティルドンナという良血①ジェラルディーナと、3歳牡馬でセントライト記念2着の⑪ソーヴァリアントに集中すると思います。ただし、今の阪神の芝内回りは、開催9週目に入って相当に荒れた馬場になっていますから、パワーのあるベテラン古馬陣にも大いにチャンスはあると見ます。
本命には、④マイネルウィルトスを指名。前走はアルゼンチン共和国杯2着で、勝ったのは、JC2着のオーソリティ。ここでは地力の違いを見せてくれると期待。相手には前述の3歳馬2頭①⑪のほか、⑦ペルシアンナイト、⑩モズナガレボシ、⑥ヒートオンビート、⑨アルジャンナ。
馬券は、④マイネルウィルトス頭固定の三連単30点 ④⇒①⑪⑦⑩⑥⑨ で。