金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【中間報告】 激戦が続く、2021年 2歳リーディングサイヤー争い!

2021-12-03 07:31:37 | 競馬

 11月28日現在の2021年 2歳リーディングサイヤー争いをお知らせいたします。 前回は、10月10日現在の順位をご案内いたしましたが、相変わらず大激戦となっております。

 

第1位 ディープインパクト 勝利数29勝 AEI 2.31 賞金3億13百万円

第2位 ドゥラメンテ    勝利数23勝 AEI 1.19 賞金2億99百万円

第3位 ドレフォン     勝利数24勝 AEI 1.52 賞金2億83百万円

第4位 ロードカナロア   勝利数21勝 AEI 1.41 賞金2億80百万円

第5位 エピファネイア   勝利数18勝 AEI 1.40 賞金2億78百万円

第6位 ダイワメジャー   勝利数13勝 AEI 1.81 賞金2億10百万円

第7位 ハービンジャー   勝利数17勝 AEI 1.11 賞金1億96百万円

第8位 シルバーステート  勝利数13勝 AEI 1.49 賞金1億91百万円

第9位 キズナ       勝利数15勝 AEI 1.48 賞金1億90百万円

第10位  モーリス      勝利数18勝 AEI 0.96 賞金1億88百万円

第11位  リオンディーズ   勝利数12勝 AEI 1.38 賞金1億77百万円

第12位  ハーツクライ    勝利数13勝 AEI 1.29 賞金1億72百万円

第13位  キタサンブラック  勝利数13勝 AEI 1.81 賞金1億57百万円

第14位  ヘニーヒューズ   勝利数14勝 AEI 1.27 賞金1億57百万円

第15位  ミッキーアイル   勝利数07勝 AEI 1.65 賞金1億52百万円

 

 例年になく激戦が続きます。12月には、2歳GⅠレースが3つ、また特別レースも数多く残っていますので、その結果次第で順位は大きく変動いたします。

 11月28日現在での第1位は、絶対王者のディープインパクト。しかし、例年では、この時期になると大差をつけていたのが、今年は産駒が減っていることもあって、2位以下と接戦を演じています。それでも、AEIは唯一2点台を維持しているのはさすがと言えます。第2位は、先日急逝したドゥラメンテ。タイトルホルダーが菊花賞を勝って念願のGⅠ産駒を出しましたが、頭数が多い割に勝ち数が伸びない傾向が続き、AEIの低迷も気になるところ。

 より注目なのが、第3位新種牡馬ドレフォンです。芝でGⅠ候補のジオグリフを出しているほか、ダートでも、カトレア賞を勝ったコンシリエーレが来年のケンタッキーダービーを見据えているなど、産駒の活躍が目覚ましい。

 第4位ロードカナロア第5位エピファネイアも、トップとは僅差であり、まだまだ逆転が可能な位置。有力産駒の数も多いので、12月は一気に賞金を加算しそう。そのライバルであるキズナモーリスは、第9位第10位で若干苦しい展開。キズナは、AEIは水準を維持しているものの、産駒の出走回数が伸びないため、上位に食い込めていません。一方のモーリス産駒頭数が多い割に勝ち数が伸びません

 

 新種牡馬の中では、前述の第3位ドレフォンのほか、第8位シルバーステート第13位キタサンブラックが大健闘しています。シルバーステートは、ファンタジーSを勝ったウォーターナビレラキタサンブラックは、東京スポーツ杯2歳Sを勝ったイクイノックスという重賞勝ち馬を出しています。ドレフォン産駒のジオグリフもそうですが、これら3頭は2歳GⅠの有力候補ですから、新種牡馬として抜群の実績を残していると言えます。

 

 さて、12月の2歳戦も大変楽しみであります。来年のクラシックを占うとともに、新たなスーパー種牡馬の座にどの馬がついていくのか、この方向性を決める闘いでもあります。「2歳サイヤーランキング」、そして、それを引き継ぐ「2019年生まれ世代別サイヤーランキング」は、ときどき、このBlog内でもご案内して参ります。


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