A&K の NOTES

あちこちスケッチ行脚 。映画館で映画を見ることが楽しみ。いつか何処かでお会いしましょう。

キスリング展 エコール・ド・パリの巨匠

2020-10-22 | 展覧会

 

 

★キスリング展 エコール・ド・パリの巨匠
美術館「えき」KYOTO


会場に入ると、
すぐに鮮やかな色彩と堅牢な造形に眼を奪われる。
そして同時に、キスリングに大きく影響を与えたであろう
たくさんの画家たちの存在に気づく。

まずはゴーギャン、そしてセザンヌ。
ブラックなどのキュービズム作家。
ルソーらのプリミティブ作家
さらにディフィやマチスらのフォービズム作家
マルクらのドイツ表現派の作家
そして一緒に制作に励んだモジリアニ−。

自分の表現スタイルをくずさず、多くの作家から学ぶスタイル。
メランコリーさえも幸福感に変えてしまう性格の良さ。
最後まで画家としての確かな眼と技術を持ちながら、
幸せな人生?を送ったようだ。


絵はその幸福と優雅さに満ちている。
彼は時代の先頭をきって前衛に走ることなく、
目の前の現実を自分の世界に引っ張りこんでキスリング流リアルに描く。

典雅なメランコリー絵画でした。

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展覧会を終えました

2020-10-18 | スケッチ・水彩画

 

 

展覧会を終えました。(10月初旬)
時節がら、ひっそりと。
どなたにも案内状をださない
私にとってはまさに案内状のない展覧会でした。
(7人のグループ展です)

私は6点の出品です。
左から
・十一月京都植物園(ラングトンプレステージ水彩紙)
・六月牛窓サンセット(アルシェ水彩紙)
・十二月美山時雨(アルシェ水彩紙)
・四月嵐山東公園より愛宕山(キャンソンヘリテージ水彩紙)
・二月平安神宮応天門(キャンソンヘリテージ水彩紙)
・七月瀬田川遠くに比叡山(キャンソンヘリテージ水彩紙)
絵具はラウニー透明水彩絵具を使っています。


季節の光にこだわりました。
光の塊、光の雫が主人公のつもりで描いています。

今回は、
僕にとっては案内状のない展覧会でしたが、
来年こそは賑やかにやれればと願っています。

見に来ていただいた人の心にしっとりストンと収まる水彩風景画をめざして。

 

 

 

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