★光と灯り 展
アサヒビール大山崎山荘美術館
穏やかな小春日和の午後、天王山の麓、大山崎山荘美術館へ行ってきました。
この辺りのカエデの紅葉はそれはそれは凄いんですが、まだまだ早いようです。
《光と灯り》展、作品は美術館所蔵作品で構成されています。
何度も観ている作品ばかりですが、美術館のロケーションの魅力に惹かれついふらふらと。
さらに今回は、スイーツの魔物にも引き寄せられたのです。
今日の場合、どちらかと言えば、モネやクレーの絵より、
スイーツの引力が大きかったようです。
●カフェ企画「芸術家たちの光 (La Lumiere d'Artistes)」
リーガロイヤルホテル京都がこの展覧会のために考案した3種類の特製オリジナルケーキ
今日いただいたのは、《クレーの天使》
パウル・クレーの描いた天使をイメージした、
クリームチーズ、ホワイトチョコレートのケーキ。
濃厚な甘味が、山道を登ってきた体には丁度いい感じ。
珈琲はあっさり系です。
空気が済んだ透明感ある午後の時間。
絵を観る時間より、カメラを持つ時間が長くなりました。
●2階バルコニーから眺める景色。
桂川、宇治川、木津川が合流し淀川と名を変える三川合流地の雄大な風景が眺望できます。
右に、平安京のおさえ、男山の《岩清水八幡宮》。
●地下の安藤忠雄事務所設計によるモネの部屋へ行く地点。
流政之さんの彫刻があります。
●外の庭から、山荘、天王山へと続く風景です。
以前は、何度も、天王山頂上より、道無き道を降りてきたものです。
(若いころの無茶話、かっては地元の学校では、兎狩りをしていたとか)
《うさぎおいしかのやま、、、、の歌の世界です)
今回は《クレーの天使》を食べたということで、クレーの絵を紹介。
●パウル・クレー《大聖堂(東方風の)》
1932年 油彩65.0×51.0㎝
一点では寂しいので、モネも。
●クロード・モネ 《エトルタの朝》
1883年 油彩 65.0×81.0cm
もう一枚追加。
●ピエール・ボナール《開いた窓辺の静物》
1934年油彩 97.0×60.5cm
3点とも小品ですが、光り輝いています。
今回、ルオーの絵がとても素敵に見えました。
こういう体験は珍しいです。
次回は紅葉を見に来ましょう。
どのケーキにしようか愉しみに。
残念なのは、《館内の写真撮影禁止》になったことです。
ステンドグラスは是非撮りたかったです。
最近、写真オッケーという展覧会が少しづつ増えていますが、、、。
この写真は、以前、美術館の開館初めころに撮ったものです。
展示作品以外は自由に撮影可でした。
お陰様で、あちこち撮っています。
データもしっかり残しています。