A&K の NOTES

あちこちスケッチ行脚 。映画館で映画を見ることが楽しみ。いつか何処かでお会いしましょう。

恋におちたシェイクスピア

2020-05-03 | chinema(欧米系映画)

 

★恋におちたシェイクスピア
原題:Shakespeare in Love
監督:ジョン・マッデン
キャスト:ジョセフ・ファインズ、グウィネス・パルトロウ、スティーヴン・ベアード、ジェフリー・ラッシュ、コリン・ファース、ベン・アフレック、ジュディ・デンチ、他
1998/アメリカ=イギリス

想像するシェイクスピアとは違ったが、
《ロミオとジュリエット》の物語を土台に面白い展開だった。
なんといっても衣装が凄い。
エリザベス時代の服装と、シェイクスピア《ロミオとジュリエット》時代の服装が分けて演出され、これはこれはと眼が驚く。
登場人物の衣装を観るだけで充分な価値がある。

 


そうそうたる俳優が顔を見せているのにもびっくり。
みんなそれぞれに輝いている。
傑作ではないが面白く愉しい映画。

 

印象に残ったエリザベスの言葉
《男の仕事をする女もいる》
かなり効いています。

 

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ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出

2020-05-02 | chinema(欧米系映画)

 

★ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出
原題:A Royal Night Out
監督:ジュリアン・ジャロルド
キャスト:サラ・ガドン、ジャック・レイナー、ベル・パウリー、他
2015/イギリス

 

あの《ローマの休日》の元ネタでは?と言われる
エリザベス女王19歳の秘密の外出物語。
いかにもイギリスらしいロイヤル・ファミリー物語。
事実らしいが、今ではなかったことになっているとか。


出だしはもうひとつ乗れない気分だったが、
途中から、
サラ・ガトンの笑顔に完全に落ちました。
ラスト、
サラ・ガトンの悩殺軍服姿は、
ただただ凛々しいの一言。

 

 

王位継承者としての凛とした美しさを表現。
劇場の大画面で観る価値ありかと。

エキストラをたくさん使い、
戦勝気分の猥雑なロンドンの夜が美しい。
コミック雰囲気的演出が時代の陰鬱さを吹き飛ばしていた。
雑踏感、衣装、そしてクラッシクカー。
レトロ感たっぷり。

 

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イカとクジラ 

2020-05-01 | chinema(欧米系映画)

 

★イカとクジラ 
英題:The Squid and the Whale
2005/アメリカ

愛すべき佳作小品です。
しかし、何とも奇妙なタイトルであり、
どこか異常でありながら笑うに笑えないリアルな要素もある。
演技達者な連中の映画ですから、
飽きる事はありませんが、
砂を噛むような後味が残るのも事実。

 

アイロニー的内容のテンポのいい会話はおもしろい。
しかし親子で、
夫婦でそこまで言い合うとは。

評判がよかったようで、
いろんな映画賞にノミネートされている。
脚本の良さがこの映画に魅力を与えている。
ハリウッド映画の大味に対して、
「山椒は小粒でぴりりと辛い」といった映画。
家族4人の演技もシリアスに時にコミカルに好演。

ところで、ラストの場面、
ネコはどうなるのでしょうか。
謎としてそのままに残されているのが不思議でした。

 

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