名人戦第五局は郷田の圧勝に終わった。羽生は粘ったが負けを先延ばしにしただけと言うと酷かもしれないが、実際に相手に失着がなければ逆転できない形勢が続いたのは確かのようだ。郷田が集中力を切らさず、慎重に腰を落として寄り切ったのには、いつもと違う期するものを感じさた。
なんだか、羽生が羽生らしくない。このままでは郷田名人が誕生するだろう。羽生将棋がちょっと空回りしている感じがする。あちこち軋みが出てきた、どうも油を差さないといけないと観測する。その原因を私なりに推察する。休養不十分で闘争心が薄れたままだ。余計な対談をやりすぎて、大局観が微かに鈍った。俗は恐い、流石の羽生も俗っぽい人の吐息を浴びて、精妙な歯車が狂ったのではないか。
郷田の豪打2三歩に対する5二歩打ちは最強の粘着だが、あの相手の力を利用したか見える反動の妙手によって、たたらを踏ませるいつもの羽生戦術ではない。
郷田が自分の世界に浸り、我が道を行けば名人になるだろう。
ちなみに名人戦の次の一手問題を当てるのはさほど難しくなく、5二歩打ちを当てることができた。以前正解者の抽選にも当たり、既に扇子を一本頂いている。
なんだか、羽生が羽生らしくない。このままでは郷田名人が誕生するだろう。羽生将棋がちょっと空回りしている感じがする。あちこち軋みが出てきた、どうも油を差さないといけないと観測する。その原因を私なりに推察する。休養不十分で闘争心が薄れたままだ。余計な対談をやりすぎて、大局観が微かに鈍った。俗は恐い、流石の羽生も俗っぽい人の吐息を浴びて、精妙な歯車が狂ったのではないか。
郷田の豪打2三歩に対する5二歩打ちは最強の粘着だが、あの相手の力を利用したか見える反動の妙手によって、たたらを踏ませるいつもの羽生戦術ではない。
郷田が自分の世界に浸り、我が道を行けば名人になるだろう。
ちなみに名人戦の次の一手問題を当てるのはさほど難しくなく、5二歩打ちを当てることができた。以前正解者の抽選にも当たり、既に扇子を一本頂いている。