駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

悲しい 寂しい けれども

2011年04月23日 | 人物、女

 田中好子さんが亡くなった。長く乳がんとの闘病生活だったのを知らず、腑を突かれる思いだ。熱心なファンではなかったが、顔立ちと飾らない人柄が好きだった。まだお若いので一層残念で悲しい。

 乳がんは五年過ぎても油断できず、性質の悪いがんだ。聞けば急性白血病で亡くなった夏目雅子さんのお兄さんがご主人だったとのこと、神様も酷いことをされる。温かい笑顔を忘れない。

 こちらは、別れではなく今度いつどこでと言うことなのだが、丁野奈津子さんが番組を降りられた。あの涼しげな眼と口元の微笑みに会えないのは寂しい。またブラウンでお眼にかかれれば幸甚だが、爺むさくこれを機会によき伴侶を得て、身二つにとも思う。

 前回の絵をアップしてみた。赤い額縁が手に入らず、これで我慢と額縁屋の親父。悪くはないが、折角のアドバイスが生かせず、ちょっと残念。

 干武陵はサヨナラ ダケガ ジンセイ ダ(井伏鱒二訳)と一杯の酒を勧めたが、別れと出会いに紅茶とケーキはいかがとも思う。

 

コメント (2)
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