駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

中村喜四郎を見た

2020年09月16日 | 人物、男

           

 

  昨夜BS放送で中村喜四郎を見た。名前は知っていたがまとまった話をするのを初めて聞いた。信念の男という印象は変わらなかったが、理路整然と話をするのに驚いた。異論を排除せず人の話を聞く自由闊達な議論を失ってはならないと強権的な安倍政治を批判し、与野党を伯仲させ隠蔽ごり押しを許さない政治を実現したいと立憲民主党に加わったと言う。熱い権力志向の男という先入観とは違い頭脳明晰で理念を掲げ粘り強く実現に動く男の印象を受けた。寄らば大樹と勝ち馬になびく政治家ではないようだ。

 喜四郎氏が説くように与野党が伯仲していれば、ごり押しが通ると諦めてしまう政治に誤魔化しがきかない緊張感が生まれ、自由闊達切磋琢磨の政治が再生されると同感した。

 中村喜四郎氏の加入で頭を下げるのが嫌いで組織に頼ろうとする野党政治家が変われるだろうか、変わらなければ存在価値が失われる。

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