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安心安全というおまじないを唱えていると新型コロナが五輪会場に侵入しないというのは妄想以外の何物でもない。ウイルスというのは究極の平等主義者で強靱な肉体を誇るオリンピック選手だろうが杖歩行のお年寄りだろうが応援に狩り出される小学生だろうが、見境なく感染する。
ウガンダ選手団をなぜ特別扱いするのか、選手団の中に感染者が居れば選手団は全員二週間の隔離が必要で、例外を作っては安心安全はお題目に過ぎなくなる。本当に安心安全を目指すなら例外は作ってはならない。ウイルスは例外を認めないからだ。
不思議なのはこれだけワクチン接種が強行促進できたのに、PCR検査は一年経ってもワクチン接種のような急速増加ができていないことだ。誰かPCR検査増加を妨げている人が居ると推測される。菅首相にPCR検査が切り札と注進すれば、PCR検査をいつでもどこでも何度でも受けることができるようになっていたはずだ。
医療逼迫が一番の課題と言っているが、これは政府得意の論点ずらしで、感染を増やさないことが一番の課題に決まっている。医療逼迫を課題と言い出すのは医療逼迫にならない程度の感染は容認しようという考え方が裏にあるからと推定される。医療逼迫には対処する方策があるはずで、それを考えるのが政府の仕事と申し上げたい。
なぜ観客一万人?、一万人居ないと盛り上がらないやったと発表しにくいからだろう。
なぜこうまでしてやりたいのか説明しないで国民の命と健康を危険にさらして、私は賭に出たと嘯く菅首相の思考回路はどうなっているのか?、支持率挽回だか首相再選だかの賭けにはお付き合いできません。