岸田首相が夏休みに入るので本を十冊ばかり買われた。中にサピエンス全史、フランクリンルーズベルト、歴史に残る外交三賢人の他に同志少女よ、敵を撃てが入っていた。どうした理由でこうした書籍を選ばれたか不明だが、首相の仕事に何か役立てようというものが多いようだ。フランクリンルーズベルトも外交三賢人も強い個性と主張の持ち主ばかりだ。岸田首相は強い個性や主張を感じさせない人で、ホームランや三振はなく、内野安打で出塁したり犠打で打点を挙げる地味な選手の感じがする。どのように参考にされるのだろうか。安倍菅政権以上の難問が山積するこれからにどう立ち向かうのか、お手並み拝見とはいえ不安を覚える。
同志少女よ、敵を撃てを読んでみようかとアマゾンを見たら、意図的とも思える酷評が結構あり、本屋大賞なのにと嫌な感じがした。それでも読んでみようかと思う。