駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

墓参り、故郷の印象

2022年08月11日 | 身辺記

                   

 風土というものがある。一体何が何処からと思うが、確かなはっきりとした違いがある。よく言われるのは関東と関西の違いで、これは言い尽くされた感じがあり付け加えることは少なそうだ。関東関西は500キロほど離れているが、僅か50キロ離れても微妙だが明らかな違いが出てくる。

 二年続けて取り止めたが、今年は新型コロナが収まるのを待っていても切りがないと故郷に墓参りに行ってきた。いつも墓参りの時は暑い。故郷を離れて四十年、毎年墓参りに帰ってきた。いつも「おお、よう来た」と首座で歓迎してくれた長兄も亡くなり、そっくりの甥が「叔父さんお久しぶりです」と迎えてくれた。兄嫁と甥姪と久しぶりに懐かしく鰻をご馳走になりながらあれこれ話し込んだ。

 思い切って県境を越えたので、夏休みでもあるのでそのままは帰らず高山線で高山に来た。信州と同じ山の中でも飛騨はどことなく違う。何がどうとはうまく言えないが、美濃飛騨共に岐阜は実直で地味だなと思う。

コメント
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