GAFAが否応なく我々の生活に深く食い込んでいる。このうちFacebookは利用していないがグーグルアップルアマゾンは頻用しており、何だかぐるぐる巻きではなくグーグル巻きにされているように感じることもある。
GAFAは今が盛りで数年で変わってゆくと思われるが、何といってもここまで大きくし世界を席巻した実行力には驚嘆する。アイデアは誰でもと言えば言い過ぎかもしれないが、特別優れたと言うか思い付けないものではなく、私も考えていたという経済学者や評論家が何人も居る。しかし、そういう人達はGAFAを自分では築けなかった訳で、結局実現力が物を言うのが実世界なのだ。
真似してより優れたものを生み出すのが得意の日本がなぜGAFA改良版を生み出せなかったか、それは日本がこの三十年、実力が低下してきているのに驕り停滞して世界の潮流から遅れたためと英語ができなかったためではないかと見ている。
暮らしやすい細部に目が行き届く美しい国なのは確かだが驕る平家は久しからず、いつもの花色木綿だが、今だけ金だけ自分達だけの選挙最優先の政治家を支持しているようではアルゼンチンの二の舞いになりかねない。