駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

岸田首相の施政方針演説

2022年01月19日 | 政治経済
           

 いつも一応施政方針演説には目を通すことにしている。正直、流し読みになってしまうのだが、安部管岸田と肌触りには微妙な個性の違いはある。
 岸田さんは柔らかく細やかだが言葉が上滑りで具体性と迫力が乏しい。新しい資本主義というのは何処がどう新しいのかよくわからない。財政健全化など安部路線からいくらか変更を試みているようだが改憲にも言及しはっきりしない、政治に関心が薄い政治に期待しない層には過激でなく受けいれやすいかもしれない。
 政治は気が付かない人も居るようだが個人の人生に関係しており、自分の好きにするから政治なんてというのは主体的のようで主体性を放棄しているのではないかと思う。寄らば大樹と思っていると大樹は守ってくれないのが落ちだ。この頃は大樹と思っていたら根が腐っていて、寄りかかろうとしたら倒れてくるかもしれない。
 藤井四冠には遙かに及ばないがちょっと立ち止まって考えたい。新型コロナが出現して二年、本当に対策の改善はあるのか、何故大阪は成績が悪いのか、何故いつも叩いている問題隣国では給料が上がっているのに日本は上がらないのか。何故米軍基地の町からオミクロンが漏れ出てきたか。ちょっと考えればなんだかおかしいのがわかる。

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