駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

支持者の力

2010年05月25日 | スポーツ
 ワールドカップ壮行試合は惨敗だった。困ったことになったと思いながらヤフーのみんなの評価を見ると零点がダントツに多い。これはひどい。チームにはイエローカード、零点を付ける支持者にはレッドカードだ。こういう点数を付ける人達を支持者と言えるかどうか。昨日の試合は十点満点で二点とか三点が妥当な評価で、零点というのは単に悪口を言って溜飲を下げる野次馬根性の人達だ。頭を冷やして出直して欲しい。
 同様の仕組みを宮崎の口蹄疫の対応に認める。種牛を殺すのは本当に断腸の思いだろうと申し訳なく感じる。しかし、種牛だけは特例にと知事が陳情して、被害者的に振る舞うのはいかがなものか。二足す三は五なのだが、私の息子だけは四でも正解にしてくれと頼んで、断ると断った方を非道に仕立てるのは、安っぽい芝居に見えてしまう。こんな芝居に感じ入っていると最悪の悲劇が舞い込む。
 解決に向けてたとえ数センチでも前進するには、退却を転進と言ったり、司令官が被害者のように振る舞っていては駄目だ。人の劣情に取り入るイエロージャーナリズムが席巻するようでは誠に危うい。
 岡田ジャパンは臍下丹田に力を込めて出直すことだ。未だ豹変の時間はある。目が虚ろな奴はベンチを温めろ。
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