駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

診立て違い

2019年05月25日 | 政治経済

    

 

 何十年内科臨床をやっても完璧とは参らぬ。丸山穂高議員が誠実真摯に反省すれば・・などと先日書いたが、どうも私の診立ては甘すぎたようだ。逃げ隠れして、どうしようもない奴だ。おまけに診断書を書く医者が居るとは、医者にも政治家芸能人スポーツ選手が大好きなのが居る。適応障害と一部報道されているが、適性障害の間違いだろう。専門医のセカンドオピニオンが必要だ。適応障害で逃れる、前例にしてはならない、と丸山本人も主張している。

 ひょっとして人格障害ではとも思う。国会議員に人格障害が紛れ込んでいるとすれば、空恐ろしい気がする。二か月職務を全うできないのなら身を引かせ、治療に専念してもらうべきだ。いづれにしても責任重大な公務にある者の精神疾患による休職には専門医による診断が必要だ。

 

 メイ首相の辞任の挨拶は質の高い立派なものだった。最後は涙声などと揶揄するような表現も散見するが、税所さんが見事にまとめられたように三つの的確なメッセージが込められた美しい白鳥の歌だった。授業で使おうと思った教師も居られるのではないか。

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