駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

亜熱帯ジャパンから応援

2018年07月15日 | スポーツ

         

 七月十五日なのに大きな入道雲が出て、まるで七月三十日のように蒸し暑い。たかだか二週間の早まりといっても、脳髄に染みこんだ記憶は消しがたく、亜熱帯化した日本に戸惑っている。昔から夏暑いとされる京都も三十八度の茹だるような祇園祭では熱中症で倒れる人が続出ではと心配になる。

 先日久しぶりに総合病院の勉強会に行ったら、二回り若いH先生に「この頃、勉強会であまりお見かけしませんね。先生がいらっしゃらないと寂しいです」と言われてしまった。「いやあ、年をとったので帰りが十時過ぎると、翌日の仕事に響くんだよ」と答えたのだが、居ないことに気づく人がいるのを知ってちょっと嬉しかった。他の先生にも同じようなことを言われたことがあり、私がちょっと質問したり、後の情報交換会であれこれ忌憚なく話しするのを、楽しみにしている人達がおられるようだ。昔に比べれば、ずいぶん丸くなったとは思うのだが、書きにくいことを書くのだけでなく、言いにくいことを言うのが直らない。世間を渡るにはあんまり良い性分ではないが、代弁してもらってすっきりしたという方も居られるようで、悪いことばかりではないかもしれない。

 スポーツ観戦が好きなのだが、どちらかを応援してみると楽しみが倍増する。錦織の天敵だからと言うわけではないが、ジョコビッチはどうも好かん。ナダルが負けて悔しい。大好きなフェデラーに大逆転で勝ったアンダースンを応援することにしている。マッチポイントを凌いであのフェデラーに勝つなんて凄いとか言い様がない。ジョコビッチにも勝って欲しい。ワールドカップ決勝はどちらを応援しようか迷っている。

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