駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

グリーンランドは何処の国

2025年01月09日 | 政治経済
       


 グリーンランドは何処の国というクイズがある。デンマークとは思いもよらず知らない人も多いからだ。北極圏の世界最大の島(日本の6倍)で居住に適さず住んでいる人は六万人足らずだ。その島をトランプが売ってくれと言い出した。買うと言っても、勿論あんまり高くは買わないだろう。売らないとデンマークに高い関税を掛けると言っている。場合によっては軍事力を使うかもしれないと恐ろしいことを嘯いている(脅し?)。
 どこか微かにプーチン習近平金正恩に親和性があると思っていたが、似たようなことをやりかねない。
 デンマークは本気に受け取っていないようだが、本気のようだ?。 
 世界最強の軍備力で守ってやっている国は守り賃を払えと言い出している。安倍首相は旧式の戦闘機を高額で買わされたが、石破首相は現金を払えと言われるかもしれない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四面楚歌?医療機関

2025年01月08日 | 医療
         


 マイコプラズマ、新型コロナ、インフルエンザに今度はHMPV(Human MetaPneumoVirus)なるものが加わりそうだ。又も中国発で観光買い物で押し寄せる中国人が運んでくる。既に東京あたりではチラホラ出ているらしい。重症化する率はさほど高くないようだが、医学情報がまだ不十分で対応が手間取りそうだ。新しいウイルスではなくパニックになる必要はない。
 こうした感染症の流行に太刀打ちする薬が品不足で、前線の医療機関は苦慮している。咳止めや去痰剤が足りないのだ。なぜもっと大きな社会問題にならないのか不思議なのだが、使い慣れない薬で対応しているのが現状だ。薬局も薬確保に、つまり取り合いに負けないように、苦労していると聞く。製剤メーカーも薬価が安くほとんど利益が出ない薬のせいか、増産が追い付かないらしい。皮肉なことに感染症の流行は増産が追い付いた頃には収まる傾向があるので、増産も及び腰なのかもしれない。
 我らが不満の冬ではなく、不安な冬になってきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トランプの印象

2025年01月07日 | 政治経済
              

 あと十日ほどでトランプがアメリカ大統領に就任する。トランプの選挙運動中の印象は支持者には良いようにするからと美味しいことを言い対立候補を貶したあとは両腕をリズムに合わせて動かして支持を煽るポピュリストに見えた。実際にはどこまで喧伝していたことを本当に実行するのか分からず、世界は固唾を飲んで見守っている。
 政治もビジネスと考えており、儲かること得すること優先でその手法は相対の取引で良い条件を引き出すことが骨子で複数を相手にするのは苦手に見える。倫理感は乏しく、公正、公平はさほど重要とは考えていないようだ。旧き良き伝統を重んじる共和党の支持者というより民主党嫌いアメリカ利益優先の人を束ねている。
 生理的な嫌悪感からか血を見る戦争は嫌いなようで、戦火を抑えるように動きそうなのは支持していない私も好ましいと思う。儲かること得すること支持者の顔色を優先するから、資産家に有利な政策になるだろう。
 ただ、支持者は裕福な人ばかりではないから自分達に良いことがなければ支持しなくなり、二年過ぎた三年目には話が違うと不人気になってくると予想する。
 皮相な素人の感想だが、専門家と称する人達の評論には感想を出ないものも混じっているので駅前も書いてみた。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンの耳

2025年01月06日 | 旨い物
        


 子供の頃はパンの耳が嫌いだった。長じて嫌がらず食べるようになり、それなりに美味いと思うようになった。ピザの耳も残さず食べている。耳のおいしさは中身との対比から来ているところもあると思う。お互いを引き立てあっている気がする。
 何故耳というのだろう、面白い。たぶん端っこという意味合いからきていると想像する。果たして耳が端っこか足の指ではないかと異論もあろうが、パンの耳は言い得て妙と思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

物価上昇深刻

2025年01月05日 | 政治経済
          


 この一年外食する回数が週三四回と増えた。殆んどがチェーン店で比較的廉価な店なのだがそれでも価格の上昇を実感する。一部の大企業を除いて賃金の上昇は物価上昇に追いついていない、エンゲル係数は明らかに上昇している。
 実は物価上昇は世界各地で起きており、ユーチューブ情報によると日本よりもアメリカ、カナダ、オーストラリアの方が家賃外食の負担が大きいようだ。まさか欧米の物価高を見て国民が不満を押さえ我慢しているとは思えないのだが、物価高に対する不満の声は小さい。それだけ貯えがあるのだろうか。
 103万円の壁でこの不満が吸収されているとしたら、国民民主も敵対しているように見えて実は財務省政府の味方をしてしまっているかもしれない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする