駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

正月気分が抜けた

2025年01月16日 | 爺の呟き
        

 松の内は地方によって異なり早いところは七日長くても十五日までとしたものだ。昔の人は偉い、二十一世紀でも十五日を過ぎると正月気分が抜け新年の感じがなくなる。
 もうすぐ大寒、一年で一番寒い時期だ。チョッキを着て手袋をして朝家を出る。子供の頃は氷を踏んで登校したが、この頃は温暖化の影響か氷は張っていない。子供は風の子で氷は楽しかったが、高齢者は滑るので氷は苦手になった。
 政治経済とひとまとめに扱われる。早稲田には政経学部がある。しかし最近は政治と経済は別物と感じるようになった。政治にはそれが争いの元になるのだが平和や倫理道徳といった価値観があり問答有用だが、経済では損得が最優先の基準で、弱肉強食問答無用になる。両者の関係では政治が経済を調整制御するのが難しくても穏当で経済が政治を左右するようになると混乱格差拡大に陥ると観測している。アメリカが儲かること最優先のトランプがカオス大王と不安がられる由縁だろう。
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将棋王将戦始まる

2025年01月15日 | 趣味
        


 将棋王将戦で藤井王将が挑戦者永瀬九段に逆転勝ちした。非常に難解な終盤で奇跡の逆転と称賛されている。藤井七冠はしばしば解説のプロが私にはとても思いつかないという手を指さして逆転してしまう。第一日目の封じ手の局面では永瀬九段が作戦勝ちで勝てるのではないかと見ていたのだが、二日目昼頃から徐々に差が詰まり始めやはり無理かと逆転劇が目に見えた。
 永瀬九段ファンには申し訳ないが、永瀬九段の終盤力は藤井七冠に及ばず五分で終盤戦に入ったら勝てない気がする。藤井七冠は逆転勝ちはしても逆転負けすることは殆んどなく有利になると勝ち切ってしまう。
 唯、藤井七冠も人間なので調子の悪い時や苦手はあるようで今期の勝率は八割を切っている。永瀬九段には棒に負けることがないよう頑張ってほしい。将棋ファンは一番でも多く見たいのだ。
 爺同士の素人迷人戦では対戦三年、K氏は腕を上げて五分五分になってきた。
 
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いつまでもとはまいらぬ

2025年01月14日 | 身辺記
             


 三十年前から縁あって異業種の友人たちとほぼ毎月一回近隣の山小屋でミーティングをしてきた。七人居たメンバーも今は四人に減り、大分寂しくなったが何とか続けてきた。
 しかし、昨日メンバーも年を取ったので今年一杯で山小屋でのミーティングはお開きにすることに決まった。一緒に何度も海外旅行に行った。もう難しそうだ。S氏は最後にもう一度と言うが、F氏もK氏も乗り気ではない。実際にはどうなるかは分からないが無理だろう。長く生きてきたので本当は知っているのだが、なかなか受け入れがたい。自分は例外のような気がしてしまうのだ。
 昨日は晴天で空気が澄み山小屋から富士が綺麗に見えた。
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コーヒーと紅茶

2025年01月13日 | 旨い物
           


 子供の時から紅茶が好きで毎日何杯か飲んできた。あまり飲まない時期もあったように思うが、コーヒーの方を多く飲むことはなかったと記憶する。外食の時も家内がコーヒーで私が紅茶なので、持ってきてくれたウエイトレスがよく逆に間違える。紅茶派の男性は少ないようだ。
 世界の傾向としては、コーヒー派の方が多く徐々にその傾向は強くなっているようだ。紅茶の本場イギリスでもそうらしい。
 コーヒーと紅茶とどちらが淹れるのが難しいかというと同じくらい?、以外と紅茶を美味しく淹れるのは難しいと感じている。凝るというのでは圧倒的にコーヒーで色々手技やコツがあるらしい。紅茶の方は凝るといってもさほど特別なものはないようだが、いつもおいしく淹れるのは難しいと感じている。
 異論はあると思うが私はスターバックスよりもダンキンドーナッツのコーヒーの方が旨いと思う。機会があれば、アメリカで試されるとよい。
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看板の効果は

2025年01月12日 | 爺の呟き
      
 

 
  看板の効果はどれくらいのものか、詳しくは知らないが何らかの効果があるのは確かだ。今も昔も医療機関の看板は多い。同業者を揶揄するようでちょっと心苦しいが、狂ったように数多くの看板を出している医療機関がある。看板の料金は結構高額で、果たして費用対効果はどうなっているんだろうと他人事ながら気になる。大きな声では言いにくいがそうした医院が優良な医療を提供しているかと言えば少しく疑問と呟いておこう。
 過不足のないというと難しい表現だが、道案内程度の看板の医院が良いという印象がある。看板がないのにきちんと患者さんが通ってくる医院は良い口コミがあると推測する。
 看護師と医師が勧める、看護師と医師が受診する医療機関はまず間違いない。
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