脇野沢から芋田集落続く東北自然歩道。
途中から北に伸びるルートがあり、蛸田越山まで点線道路がある。
あくまで、地図上の話だ。
記録を見ると、2012年6月に一度行っている。
この時は蛸田集落背後の伐採地で道を失い、午前中に帰る予定だったので敗退。
10年ぶりのリベンジとなった。
蛸田越山分岐までは、踏跡がはっきりしているものと勝手に決め込んで、計画を立てた。
予定より1時間も早く家を出発。
蛸田越橋の手前の空地に駐車して、スタート。
牧柵沿いに、車の轍が残る、太い道を進む。
分岐があり直進が牧場行き。
左方面が東北自然歩道である。
道が狭くなり、山道らしくなる。
尾根を越えると、蛸田の伐採地である。
10年前とは打って変わって、伐採地は完全に藪化していた。
踏跡らしきものもなくなり、トゲトゲのヤブ斜面のトラバースは大変だ。
途中から嫌になり、林の中に入る。
尾根まで出ると、笹薮だが膝から腰程度で断然歩きやすい。
少し歩くと急坂になり、ゴツゴツ岩に阻まれる。
岩を巻きながら、木の幹や枝を頼りに、高度を稼ぐ。
何度か、立ち休憩をして、ようやく山頂へ続くながらかな稜線に出る。
ここには登山道があるはずだが、やはり見当たらない。
山頂近くに看板があるので、道があったのが分かる。
展望はなく、南側にわずかにむつ湾が見える。
帰りは、かつてあったはずの登山道を忠実にたどり、蛸田越山分岐まで降りる。
分岐は看板もあり、トレースもはっきりしている。
どうやら、送電線とほぼ同じルートらしい。
途中から踏み跡は消えるが、送電線があるのでルートは分かる。
ただし、例のごとく、トゲトゲ藪で歩く気になれず、林の中に入り、伐採地まで戻った。
ブル跡を歩くがすぐにトゲ藪となり、登りの時の尾根に登り返した。
登山道に戻り、日当たりの良い場所で昼食を摂り、帰った。
蛸田越橋をスタート
所々に標識がある。
木の階段は朽ちかけている。
10年前の階段
人工木材で出来た木道はひどいことになっている。木製のものはもっと悲惨だ。
10年前の木道。まだ、手入れはしているようだ。
伐採地
伐採地から尾根にたどり着いて、ホッとする。
まだ余裕があるが、この先には大きな岩が行く手を阻む。
山頂へ続く稜線出た。
嵓岸山は北に約2.2kmのガンケ山のことだろう。
山頂から陸奥湾
写真以上の大きく見えるブナの巨木。直径1.5mぐらい。
踏み跡はないが、かつてルートがあったのが分かる。
分岐まででた。
ルートはこんなもん。青は帰り。
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