京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

2011-10-20 13:40:30 | 作陶館日記

先日から、11回コースの最終日が近づいてきている
お教室の、ガス窯での窯焚きをしております。

玄窯は、年3回ぐらいの、松ノ木を使って焚く 一大イベント。
ガス窯は、毎日の朝日焼を支える、縁の下の力持ちな存在の行事。

ガス窯を、土台から つく と呼ばれる、柱を置いて、
その上に 棚板 を置き、作品を乗せ、どんどんと棚を組んでいく作業。
これらを、鼻歌交じりで
( ダメですよ。本当は、かなり真剣に取り組まなきゃ!(笑))
詰めていき、最後は窯の中に台車を押して、扉を閉め、
次の日、朝から, 夕方までかけて焚いていきます。

この、扉を閉めるとき、ちゃんと炎が出るかチェックするのが
実は、ちょっぴり真剣です。
( これらのチェックを忘れて、いざ本番で温度が上がらない!!
なんてなったら、悔やむドコロの話ではないですしね。
こんな私でも、真剣にチェックしますよ~!(笑))



そして、台車を移動。

  

次の日、窯焚き。




何回、窯詰め, 窯出しをしても、
「 ちゃんと焚けてるかな~、くっついたりしていないかな~ 」
と作品を見るまでは、夜も眠れないホド。
( ・・ゴメンナサイ。 息子たちと10時半から寝ています )

でも、ホントの話、
お客様の手にキチンと渡るまでは、心配です。
「 いい感じだわ~ 」 と笑顔付きでおっしゃって頂くと、
さらに枕を高くして寝られるってなもんです。

これから、最終日を迎えるお教室が続々とあるので、
気を抜かぬよう、鼻歌も高らかに窯詰めをしていきたいと
思っております。(笑)

どうぞ、皆さん楽しみにしていてくださいね。


                         
コメント
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