京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

ウエルカムプレート

2011-11-04 15:07:20 | 気になるコト

菊があちらこちらで可憐な花を開いていますね。
菊花茶は、中国では古くから
漢方茶として飲まれています。
(食用菊だけですよ~(笑))

そして、秋というと・・
天高く馬肥ゆる秋
と、一度は言ちゃいますね(笑)

しかし中国では、日本人が( 私が )思っているような
ほほえましい諺ではなく・・

秋になると馬に乗って略奪にくる蒙古人を恐れ、
夏の間放牧していた馬が、
たっぷり草を食べて肥ってくる
秋のころになると、
蒙古人の襲来に対する警戒心を呼び起こすために
この諺を言っていた・・

そうな。

所変われば。。どころの違いではないほどの、
意味の捉え方で、びっくり。
言葉、諺、色々深い意味があって面白いですね。

さて、表題の話題に戻って(笑)

ウエルカムプレート

と言う言葉に、私が始めてあったのは、
とあるフランス料理のお食事に行った時です。

大きいお皿の上に、
お料理が載ったお皿を乗せて頂いていく・・
と言う経験をなさったことがあると思いますが、

そのお店では、
客が席に着いた時、まずお迎えするのが、
綺麗な絵付けが施されている、お皿。

それが、 ウエルカムプレート。

見るためだけに置かれたお皿。

その後、静々と下げられ、前菜が運ばれ。。

『 先ほどのお皿は、見て楽しんでいただく
ウエルカムプレートでございました。』

と言う説明がされました。

一同、「 すごいね~!
見るためだけに置かれるお皿なんてあるんだね~!」
「 そういえば、金, 銀 キラキラしていたね~!」
と、大騒ぎ。(笑)

料理、それを盛られた器、
それら全てを見て楽しむのが、普通だと思っていたので、
なんて贅沢な食事時間の始まりの演出をするんだろう~。とね。

着席した時から、
贅沢になるようしてあるのね~って(笑)

でも、実は、
どのお料理の席も、どんな場所も
さりげない(しかし、)贅沢な時間を過ごせるよう
しつらえをしてあるものなので、
このお皿が特別!
と言うわけではないのですが・・

とても驚いたので印象に残っています。

みなさんも、
「 普通 」 の殻を破る!ような経験をされたら、
ご一報ください。

食べに・・
ではなく、話題に食いつきます(笑)

       
コメント
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