京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

三猿

2017-12-31 20:07:28 | 気になるコト
今年も後わずか数時間。
皆様元気に新年を迎えられそうですか?

我が家は、、年末29日に大チビがインフルエンザで高熱が出、
慌てて救急に駆け込み、発熱24時間たっていないという事で30日に再び時間外小児科へ。
そこはグッタリした子供達だらけ。大変な年の瀬になっております(笑)
入院中の私の母が帰ってきているので、
私たち一家は、実家の出禁を食らっております。とほほ(泣;;)

今日は大チビの熱も下がり、食欲も戻ってきているので
後の心配は、他の家族が菌を取り込んで温めていないか・・です。(怖~)

さ、気を取り直しましょう(笑)
今年の最後の話題は『三猿』です。

日本では古来『三猿』で親しまれておりますが、
もともとは『四猿』だったという話も。

『見ざる・聞かざる・言わざる』おなじみです。

使用:中華人民共和国         <国立民族学博物館所蔵>

そもそもは、孔子が
「礼節にそむくことに注目してはいけない。
礼節にそむくことに耳を傾けてはいけない。
礼節にそむくことを言ってはいけない。
礼節にそむくことをしてはいけない」
の、4ッつの戒めを表して四猿(しえん)で表したとか何とか・・

使用:中華人民共和国        <国立民族学博物館所蔵>

確かに、おしっこしたいけど、ここでしたらあか~ン!っていうポーズです(笑)
(本当は、性的なことに関する戒めだそうです)

そして、意外なことに日本や中国だけのことわざかと思っていたのですが、
全世界に似たようなことわざとして表現されているようです。

もっとも、イタリアやイギリスでは
『見ろ・聞け・言うな』で、

使用:ベルギー           <国立民族学博物館所蔵>

情報は得るが、口は慎み、慎重であれ。なんですね~。

アジアはもちろん、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカにも三猿はありますが、
それぞれのお国で逆バージョン『見ろ・聞け・言え」もあるとか。

新聞の小さな記事から、国立民族学博物館のデータを調べてみると
面白~い!これは言わなくちゃ。と、
今年最後の話題は「見ろ・聞け・言え」になりました(笑)

皆様も、来年の更なるご活躍のために『三猿』を心に住まわせ
グングンと前へ進んで行こうではありませんか。

どの三猿(四猿)を選ぶかは、ご自由に(笑)
私?教えませ~ん(笑)

2017年ありがとうございました。
2018年もどうぞよろしくお願いいたします。

丸く大掃除をした自宅より(笑)


コメント
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