京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

土こし

2020-09-01 10:44:19 | 気になるコト
土こしをしております。
ソレは何ぞや・・?と思った貴方!
正解!ほとんどの人は、この言葉、
知りません!(笑)

土を濾(こ)して、水を絞って、機械にかけて、粘土を作る
つまり、一年の粘土を作る作業=土こし作業。です。
コレがまた大変。

まずは、原土を掘るところから。

もちろん、粘土はウェッティー。
掘った後は、干します。
(今年掘った半分は、来年用に干します)

で、余計な砂やゴミをフルイに通して、濾しながら
大きなタンクにためていきます。

地面の下のタンク。人の背丈より深い。

コレを、攪拌(まぜる)します。

とっても力仕事。

そして、さらに大きな容量のタンクに移し変え。
そして、その後水を絞る機械にかけて
棒状の粘土にしていきます。

↑ココからの作業は、昨日始まりましたので、
また 続・土こし でお送りいたします。

水を大量に使う仕事なので、夏にします。
しかし、その昔は凍らせて水分を飛ばしていたので
真冬の作業だったとか・・。
凍った水分を取り除き、粘土を揉む作業・・
今の時代でよかった~。と、毎年思います。

だって、冬の粘土って、
手が切れるかと思うほど冷たいんですもの。
そうね・・カッチカチの大きい保冷剤をギュウ~っと
ず~っと持って、その後揉みほぐしていくる感じ?
そのまんまやん!(笑)

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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